1997年のこと、フランスに滞在していたダイアナ妃は交通事故に遭い死去―わずか36年のその人生は、若くして決意したチャールズ皇太子との結婚により一変したと言われている。そのダイアナ妃が生前過食症を患っていたのは有名な話だが、その原因はチャールズ皇太子の不倫だけではなかったという。
故ダイアナ妃の死去から今年で20年。アンドリュー・モートン氏が著書『Diana: Her True Story – in Her Own Words』に新たな「はしがき」を添えて再版するが、この著書の“情報筋”はダイアナ妃本人でテープに証言を録音しては友人を通しモートン氏に届けさせていたという。その中には過食症に関する証言もあり、ダイアナ妃はこう語っていたそうだ。
「過食症は、婚約の1週間後に始まりました。(そして克服まで10年近くもかかりました。)」
「夫は私のウエストに手をあて、こう言ったのです。『ああ、ちょっとここが太っているな』って。それが(過食症を)誘発したのです。そしてカミラの問題も…。」
「私は躍起になっていました。そう、必死だったんです。初めて(過食後に)嘔吐したときは、胸が躍りました。緊張感を緩和できる―そう思ったからです。」