エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ゆずが歌う『栄光の架橋』に救われた 井上康生監督の言葉に北川悠仁「胸がいっぱい」

2011年3月11日に東日本大震災が起きて音楽活動も自粛する状況となった。その夏の8月8日、ゆずは岩手県陸前高田市を訪れ弾き語りライブを行い『栄光の架橋』を歌った。岩沢はその歌が「いろいろな場所で歌われ励ましになり皆頑張っている」と後で耳にしたという。北川は「人の心に残る普遍的なものを作り続けたい。『栄光の架橋』はその第一歩かもしれない。オリンピックを飛び越えて…」と感慨深げだ。当初の思いよりも大きく成長したことを「曲を作る冥利、一番嬉しいですね」と喜んでいた。

この日の『SONGS』では北川が敬愛するX JAPANのYOSHIKIからもメッセージが届き、ゆずの作品について「素敵なメロディーはどこかに毒を持っていると思う。人の背中を押す楽曲にも、実は生みの苦しみがあるもの」という趣旨が語られた。北川が「僕らの曲はよく“前向きで元気になる”と言われるが、そこに辿り着くまでには別に前向きじゃない時もある。そういうものが言葉とかメロディーの中に潜んでいるっていうか…」とYOSHIKIの言葉に共感すれば、岩沢はYOSHIKIが“毒”と表現したことに驚きを隠せない。

ゆずも「このアルバムのここに“毒”を盛ろう」という風に使うという。その“毒”が「いい意味でフックになる」からだ。少し前に別の番組で北川は『栄光の架橋』についてX JAPANの『ENDLESS RAIN』のようなものを作ろうと考えたと明かしている。やはり両者には通じるものがあるのだろう。

出典:https://twitter.com/yuzu_official
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

『SONGS』で対談したゆずと大島優子(出典:https://twitter.com/yuzu_official)

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