エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】長嶋一茂も“公人か、私人か”問われた過去 「“変人”って言った?」と羽鳥慎一アナ

3月3日放送の『モーニングショー』では、安倍昭恵夫人をサポートする“総理夫人付き”という女性官僚5人について伝えた。常勤2人、非常勤3人で構成され、総理官邸の5階に専用部屋があるという。常勤の経産省職員は昭恵夫人のスケジュール管理や移動手段の確保など行動をともにしており、国会議員の秘書のような仕事をする。一方の非常勤は外務省職員で、外国人の要人接待や海外の訪問時に加わるとのこと。この“総理夫人付き”という女性官僚5人には、総額で年間2880万円の経費がかかっているそうだ。

夫である安倍晋三首相は、前日の参議院予算委員会で“昭恵さんは公人か、私人か”との問いに対し「“辞令”が出ていないという意味で公人では無いが、外遊する際に同行したりサポート的な役割は行う」との見解を示している。

同番組の金曜コメンテーター・長嶋一茂は、このコーナー冒頭から「そもそも公人、私人て誰が決めるの?」と何度も発言していた。なぜなら彼はかつて週刊誌の記事を巡って出版社に名誉毀損訴訟を起した際、「公益性がある」と必ず反論されたからだ。また長嶋は「あなたは公人ですか? 私人ですか?」と裁判官から直接、質問されたという。すると司会の羽鳥慎一アナが「何て言ったんですか? “変人”って言ったんですか」と突っ込み、「えっ、変人? …それ良いね」というやり取りが長嶋との間で行われ、スタジオ内は大笑いであった。彼が公人、私人の判断は誰がするのか―と疑問を持つのも、このような経験があるからであろう。

ゲスト出演していた時事通信社解説委員の田崎史郎氏は昭恵夫人について、今までこれだけ表に出て活動する首相夫人はいなかったと述べ、“首相夫人は公人か? 私人か?”と話題になること自体に困惑している様子だ。まっすぐな性格で行動的な部分が裏目に出てしまい、「脇が甘かったとしか言いようがない」と残念そうであった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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