死去から数か月という長い期間を経て、ようやく死因の特定に至ったジョージ・マイケル(享年53)。そんな中、遺族は慌ただしく葬儀の準備に取りかかっているもよう。ジョージの亡骸は、ジョージの母レズリーさんの隣に埋葬しようと考えているそうで、ある情報筋はメディアにこう話している。
「レズリーさんは、ジョージにとって全てでした。(なのでレズリーさんの眠る)ロンドン北部のハイゲイト墓地に埋葬予定です。20年前に死去した、彼の最愛の母レズリーさんの隣りにです。」
今も詳細については伏せられているが、英国では今月26日が母の日にあたるため「その日近くに埋葬されるか?」という報道も浮上しているようだ。
ところで、ジョージの亡骸の発見者で“最後の恋人”だったファディ・ファワズ氏(Fadi Fawaz)は、今どうしているのか。以前より「彼には疑わしい点が多い」と語っていたジョージのイトコは、ファディさんにつきこう語っている。
「彼なら、ジョージの死後に姿を消しました。家族の一員というわけでもありませんでした。というのも彼らには“ある取り決め”があったんです。」
ジョージのイトコ曰く、ファディさんは月に多額の報酬をジョージより得ていたとのこと。イトコは2人の関係について、こう明かした。
「ファディはジョージが所有する家で暮らし、ジョージが一緒にいる人を望めば寄り添うと決めてあったんです。でも昨年はそれほど会えなかった。そもそも(2人の関係は)ビジネスのようなものだったから。でも、ジョージが生きている姿を最後に見たのもファディだった。もし遺族に敬意があるのなら、連絡くらい入れるべきでしょう。」
「それに、まだ彼が答えるべき質問は山のようにある。なぜイブの日に(ジョージとではなく)車内で寝たのか、いつ家に入ったのか、愛する人が息を引き取ったのに、なぜ通報するまで長時間待ったのか。」
またファディさんは今もジョージが所有していた高級住宅で暮らしているといい、納得のいかぬイトコは「引っ越して別の場に行くのが筋でしょう」とも語っている。だがファディさんがジョージの遺産を一部でも手にする可能性は「ない」とイトコは断言。さらに「ジョージが生きていても、現時点までに彼はジョージのもとを去っていたでしょう」などと憎々しげに語り、ファディさんへの不信感をあらわにした。
ミュージシャンとしては完璧主義者ゆえに苦悩が絶えず、私生活では孤独だったと言われるジョージ。もしこのイトコの話が事実であれば、その晩年はあまりにも悲しいものだったと言わざるを得ない。
出典:https://www.facebook.com/georgemichael
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)