このほどマライア・キャリーが「私自身の言葉で」と記して、自身の声を収録したオーディオをSNSに公開。そこで大晦日の音響トラブルにつき、こう語った。

「大晦日に起きたことについて、はっきりとは話していなかったわね。でもそのうちにお話しするわ。」
「でも今は、皆さんにこう知ってほしいの。私は意気揚々とニューヨークにやって来た。世界中の人達と大晦日をお祝いするのを楽しみにしていたの。」
「技術面で問題のあるプロダクションチームの手に委ねられたなんて、本当に残念なことよ。彼らは、“私達にはどうしようもない状況”を利用することを選択したわ。」
「それにタイムズスクエアのど真ん中で騒音がすごかった。凍えるように寒くて、スモークマシンから煙が上がっていたわ。そこに何千人もの人達がお祝いしていたの。そんな状況でシンガーが生で歌い、音をハッキリと確認するなんて現実的なことじゃない。特に耳のモニターがきちんと機能していない場合にはね。」
「皆さん、聞いて。彼らはこの私に失敗させたの。そして私に恥をかかせたわ。私と共に新年を迎えるのを喜んでくれた人達のこともね。いずれはもっと詳しく説明するつもりよ。」

またマライアは、しばらくソーシャルメディアから離れると明かし「愛する人達と時間を過ごしツアーの準備に入るわ」とも話している。

「皆さんの応援に感謝しているわ。業界の友達、そしてファンはいつも応援してくれる。皆さんのいない人生は想像もできないし、皆さんは常に私の一部です。皆さんのために再び歌うのが待ちきれないわ。」

そうも語りメッセージを終えたマライアだが、大晦日の衝撃からはまだ立ち直れていない様子だ。業界からは「音が聞こえないなら観客を巻き込み一緒に歌ってもらうこともできた」「マライア以外の人にはちゃんと音は聞こえていた」という批判も噴出しているが、トラブルに直面したマライアの受けたショックは本人にしか分かりえない。ファンからは「マライアを愛している」という声、また「昔のマライアに戻ってほしい」という要望や酷い中傷コメントも続々書き込まれており、マライアのインスタグラムは今も炎上中だ。

出典：https://www.instagram.com/mariahcarey
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）