海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】“衣装かぶり”に逆上した女子アナ、CM中同僚にキレまくる動画が流出(豪)

スタジオがCMに入るや否や、逆上した1人の女子アナが同僚に高飛車な態度で文句を言っているシーンを映した動画が『Mumbrella』というサイトに投稿された。誰が投稿したのかは不明だが、これがオーストラリアやイギリスのメディアでも取り上げられ、YouTubeに投稿されるとわずか5日間で50万回の閲覧数に上るほどになった。

『Newscom.au』や『Daily Mail』が伝えたところによると11日、オーストラリアのニュース番組『9 News』の女性アナウンサー、アンバー・シャーロックさんは本番に備えてスタンバイするなか、同僚のジュリー・スヌークさんとゲストである心理学者のサンディー・レイさんが白のトップスを着ていることに気分を害した。全く同じデザインではないが、色が白という点で3人同じということが気に入らなかったアンバーさんは番組がコマーシャルに入った途端、別のスタジオにいるジュリーさんに「3人同じ白じゃないの。ジュリー、ジャケットを着なさい」と糾弾した。

「着替える暇がなかったの。ごめんなさい」と謝るジュリーさんに、アンバーさんは「2時間半前に言ったでしょ!? ジャケットを着て!」とあくまでも高飛車な姿勢で要求した。

ゲストのサンディーさんは、最初こそ「あら! 3人同じ白なのね」というふうに笑っていたが、アンバーさんがジュリーさんに逆上している様子を見てなんとも気まずい表情を浮かべた。スタッフに「私、ジャケット取って来ましょうか」とこっそり言ったサンディーさんに、アンバーさんは「いえ、あなたはいいんです。それよりもジュリー、さっさとジャケットを着なさい」と指示した。

これにジュリーさんは「(同じ白色のトップスを着ていることが)そんなに問題ですか?」と問いかけた。するとアンバーさんは「当たり前でしょ! 問題じゃなければ言わないわ」とピシャリ。ジュリーさんが「時間もなくて着替えなきゃいけないことをすっかり忘れていたんです。何なら今、席を外して着替えてきますけど」と言うと、「いいわ、私がスタイリストに伝えるから」とアンバーさんは電話を持ち出して何やらメッセージを送り出した。

「3人が同じ白のトップスというのは絶対ダメ!」とあくまでも主張するアンバーさんに、呆れた様子のジュリーさんはスタッフに向かって「ジャケットを取って来てもらえますか」と依頼した。ジュリーさんは最後まで「どうでもいいこと…」というような感じで「これは白ではなくブルーなんです」とまで発言したのだが、アンバーさんはジュリーさんにジャケットを着るよう要求し、どうでもいい争いに負けたジュリーさんは黒のジャケットを着てオンエアに臨んだ。

CM終了後本番に入りカメラが3人にフォーカスされ、アンバーさんは黒のジャケットを着たジュリーさんとゲストのサンディーさんを笑顔で紹介した。しかし3人の顔はなんともぎこちないことが動画からうかがえる。

衣装ひとつでここまでの主張と争いが女性間にあることは男性にはかえって面白いようで、司会のデイヴィッド・コッホさんは同情を示しつつも「面白くて笑ってしまったよ。だけど、CM中に起こっている出来事をこんなふうに誰かに公に流されるのは大嫌いだね」と話している。

後にアンバーさんは「ちょっとオーバーに反応し過ぎたと思います。生放送中はただでさえ気が張り詰めるし、ストレスもたまります。同僚と同じような服装がかぶってしまったらシャレにもなりません」と述べ「最終的には、あの場には心理学者のサンディーさんもいたので事態を丸く収めるにはちょうど良かったんですけどね」とジョークも述べている。

一方、ジュリーさんは「なんて言えばいいのか…アンバーと私は白が大好きなんです!」と高飛車な同僚を気遣うようなコメントをし、「普段はとても仲のいい友人なんです。生放送中はいろんなことが起こりますから」とあくまでも「たいした問題ではない」という姿勢を通した。

しかしながらこの動画を見た多くの人からアンバーさんへの批判が殺到し、現在アンバーさんのSNSアカウントは非公開になっているという。『Daily Mail』にも「同じ女性として(アンバーさんを)恥ずかしく思う」「こんな高飛車な態度、どんな言い訳したって許されるものではない」「女だからこその揉め事だね」「この人、よくこんな態度でクビにならないのね」「同じ白色のトップスだからって何よ、バカバカしいったらないわ」といった声が寄せられている。

出典:http://www.news.com.au
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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