英リンカンシャー州のラットンに暮らすビューティーブロガー、AJ・ワイヤーさん(44歳)は、11歳の息子モーガン君の頬に可愛らしいえくぼができることを常に羨ましく思っていた。「息子のようなえくぼが私も欲しい。そうすれば息子とお揃いの笑顔になる」と10年もの間、イギリスでは珍しいとされる人工えくぼの美容整形ができる所を探していたという。
「えくぼのある人を見るたびに、“自分にもできないかしら?”と頬に指を強く押し付けて凹ませていたの。だってえくぼって『可愛い!』っていう象徴だから」とまで言うワイヤーさんは、今年9月に1300ポンド(約18万7000円)の費用をかけて人工えくぼを手に入れた。
だが手術にはリスクを伴った。傷が残りえくぼのようには見えないかも知れないということだったが、ワイヤーさんはそれを承知で人工えくぼの手術に踏み切ったのだ。手術では頬の内側の肉を削ぎ取りそのギャップを縫合するという方法がなされ、最初は傷が目立ち、痛みもあった。さらに縫合した糸が溶けてきた時には、クレーターのように頬がこけて見えたという。しかし数か月後には傷が癒え、形がえくぼのように整ってきたそうだ。
実はワイヤーさん、過去に28AAAから32Dへと豊胸手術を受けている。さらに今回は人工えくぼの整形手術ということで、友人や家族には呆れられ、夫ジェイコブさん(36歳)からも「お前はクレイジーだ」とまで言われたという。
「美容整形を愚かだと言う人もいるわ。自分の顔に傷をつけたりせずに自然の自分をハッピーだと思うべきだって。でも、私には美容整形するだけの余裕もあるし、それにお金を使っても家が破産するわけじゃない。それにそうしたいと思うからやってるのよ。誰もこれが人工のものだってわからないわ。不必要な整形だってわかっているけど、ずっと願ってきたことなの。とても自然に見えるでしょ」とワイヤーさんは嬉しそうに語る。
自然のえくぼと違い、人工のえくぼは笑った時にだけその効果が現れるそうだが、長年憧れていたえくぼを得られたワイヤーさんは「後悔なんてしていないわ」と話している。
出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)