何度も滞在先に出入りしていたため、どこにいるのか等プライベートな情報を多くの現地人に知られていたというキム・カーダシアン。そんな彼女の豪華宝飾品を狙い複数の男が滞在先に侵入、キムを脅しそれらを奪ったが、この事件につき仏警察は「犯人らは『その時間帯にキムはセキュリティスタッフと一緒にいない』と知っていた可能性がある」と考えているもようだ。

ある情報筋は、『NYポスト/Page Six』にこう話している。

「押し入った強盗の数は5人で、仏警察は“彼らがキムのセキュリティスタッフと連絡を取り合っていたのでは？　またキムの行動につきコッソリ情報を得ていたのでは？”と疑っています。」
「つまり強盗は、あの晩彼女の元にセキュリティスタッフがいないことを知っていたのです。」

内部の人間が、キムに関する情報をリークした―その可能性に着眼した警察は、キムの元で働いていたボディガードらに話を聞くなどして捜査を進めているという。ちなみに事件の起きた日、強盗はコンシェルジュにキムの部屋の場所を言うよう強要、その後コンシェルジュを縛り上げるなどしているが、「こういう動きもすべて策略の一環である可能性がある」として、当局は内部の調査を慎重に行っているらしい。

なお気になるキムは、事件発生から数時間後にはプライベートジェット機に乗り込み夫カニエの待つニューヨークに戻った。カニエはキムが生きて帰国したことを喜び、10億円相当のジュエリーを強奪されたことは気にもしていないという。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）