フジテレビの人気番組『笑っていいとも!』にゲスト出演して「ブスが大嫌い」を連発する過激なキャラクターから準レギュラーとなった坂上忍。その彼が今では『いいとも』の後継番組でメインMCを務めるのだから時代の流れを感じる。9月14日の『バイキング』で“名探偵・忍の芸能人オーナーは誰だ!?”に出演した坂上へ女性スタッフからの質問が投げかけられた。
「坂上さんは“お金・お酒・女”で何が一番好きですか?」との問いにニンマリしながら「おっぱい」と即答したところ、ナレーションで「49歳のおっぱい星人ですっ」と認定された。
“おっぱい星人”の言葉さえあまり耳にしなくなったが、女性のおっぱい(胸)に強い興味を示す人を指す俗語である。1990年代に『タモリのボキャブラ天国』をはじめとするバラエティ番組で使われて広まったとされ、なかには「SMAPの香取慎吾が口にしたことでよく使われるようになった」という説もある。
「巨乳が好きな人」との解釈が一般的だがそうとは限らない。発信元とされるタモリが「おっぱい星からやって来た、おっぱいの素晴らしさを伝道するための使者」と説明したという説もあるからだ。最近ではバラエティ番組『ホットドッグ・プレスTV』(BS日テレ)にて「ボイン研究部」の副部長を務める漫画家でタレントの江川達也が別に「ナイン勉強会」にも触れていた。
実は最近、女子美大生が女性の小さい胸(いわゆるナイン)を「シンデレラバスト」と表現して立ち上げたランジェリーブランド『feast by GOMI HAYAKAWA』が注目されている。そのような時代にやはり“おっぱい星人”はサイズに関わらず「おっぱいの素晴らしさを伝道」する人であるべきだろう。
「ブス」について何時間でも熱弁を振るっていた坂上忍だけに、「おっぱい」についても考えを聞いてみたい。彼ならお昼のバラエティでもやってくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)