米青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』で主人公の双子の妹ブレンダ・ウォルシュを熱演し、世界的な人気を博した女優シャナン・ドハーティー（45）。そのシャナンが昨年「乳がんを患っている」との診断を受け乳房切除手術を受けたが、「リンパ節に転移していた」「リンパ節から別の部位に（がん細胞が）移動した可能性もある」と公表し、ファンに衝撃を与えた。そんな彼女は世界中のファンに励まされながら辛い化学療法に耐えてきたが、それもようやく終わりに近づいているという。

このほどシャナン・ドハーティーの担当医が『Entertainment Tonight』の取材を受け、シャナンの治療の進み具合につきこう話した。

「シャナンは本当によく頑張っていますよ。治療はあと数週を残すのみです。それで化学療法はほぼ終了となります。」

化学療法はずいぶん辛かったというシャナンだが、そんな彼女を懸命に支えたのは愛情深い夫だとシャナンは言う。

「そう。これまでも素晴らしい結婚生活だったわ。でも今は、これまで以上にファンタスティックなの。」

一方で夫は「僕の役割など簡単なもの」「サポートをするのみですから…彼女と代わってあげたい気持ちです」と語り、懸命に治療に耐える妻シャナンを思いやった。しかし家族の苦悩を目の当たりにしたシャナンは、「患者を支えたい。でも私は患者を支える家族もサポートしたい」として、こう話している。

「そう、だって辛いのは患者だけじゃない。家族も同じように闘病を経験するようなもの。それはとても過酷な経験なのよ。」

ファンや関係者、家族や医師団に支えられているシャナンは、「皆さんのサポートに勇気を与えられたわ。だから心から感謝しています」とコメントした。ようやく終わりが見えてきた化学療法に、シャナンは家族にしっかりと支えられながら、最後まで果敢に取り組んでいく。

出典：https://www.instagram.com/theshando
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）