元祖『ビバリーヒルズ高校白書』で日本でも人気を博した女優シャナン・ドハーティー(44)が、乳がんを患っているという。その原因はビジネス管理を任せていた先にあるとして、このほどシャナンは会計事務所を相手に訴訟を起こした。
『Hollywood Reporter』など米メディアの報道によると、シャナン・ドハーティーが浸潤性の乳がんを患っていると知ったのは今年に入ってからのこと。そんな中シャナンは、健康保険を含む支払い全般を任せていた会計事務所を訴えた。
シャナン側の主張によると、シャナンはこの事務所に自身の収入の5パーセントを支払い仕事を任せていたという。しかし2014年の保険料が未払いであったため、保険契約は打ち切られたそうだ。その後2015年まで再加入ができなかったシャナンは、病院に行けぬまま。今年になってようやく病院に行き、3月に浸潤性乳がんができていること、また少なくとも1つのリンパ節に転移していることが発覚したという。医師は「がんは2014年に転移した」と考えており、この時期が保険未加入で病院に行けなかった時期と重なることをシャナン側は主張している。
また診断が遅れたため、今後シャナンは化学療法に加え乳房切除が必要になる可能性もあるそうだ。その結果訴訟を起こしたシャナンだが、どれほどの額を要求しているかなどは不明だ。
一方で訴えられた事務所側は、「がんとはお気の毒です」「しかし保険未加入は弊社のせい、また弊社の過失で治療を受けられなかった、がん発症に何らかの形で寄与したとするのは明らかに誤りです」と反論し、法廷で徹底的に抗戦する構えをみせている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)