はっぴいえんどの元ドラマーで作詞家の松本隆が『夢で逢えたら』のヒットで知られる吉田美奈子と並ぶ姿をInstagramに公開した。スペシャルユニット“鈴木茂とハックルバック with 吉田美奈子”によるライブを訪れた松本隆が楽屋を見舞った際のレアショットである。
1969年、高校生だった吉田美奈子は細野晴臣、松本隆と知り合いシンガーソングライターの道へ進む。はっぴいえんどを通じてミュージシャンたちと交流を持ち、今は亡き大瀧詠一さんのソロファーストアルバム『大瀧詠一』(1972年11月)に収められた『指切り』でフルートを吹いたのがプロデビューとなった。
それから40年以上、J-POPの呼び名もない時代から活躍を続ける2人が笑顔で並ぶ姿は感慨深い。8月20日、ビルボードで大阪での1枚が『松本隆 takashi_mtmt Instagram』に投稿されると、フォロワーも吉田美奈子が大瀧詠一さんのアルバムに参加したことや大瀧さんの作品『夢で逢えたら』を歌った頃を懐かしんでいた。
この日出演した鈴木茂もはっぴいえんどの元ギタリストで作曲家なので、松本隆と楽屋で微笑む姿に『花いちもんめ』や『砂の女』と2人が手掛けた作品を思いだしたり「何かイベントないかしら~」と共演を期待する人もいた。吉田美奈子も入れば素敵なライブとなりそうだ。
出典:https://www.instagram.com/takashi_mtmt
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)