エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ユーミン、水泳大会の苦い思い出語る 後の人生に響くほど「屈辱的だった」

松任谷由実がパーソナリティを務めるラジオ番組で夏らしい“プールサイド”を話題に取り上げた。その言葉から彼女自身が真っ先に思い浮かべるのが小学校時代の水泳大会だという。それは嬉しい出来事ではなく「後の人生に影響するほど屈辱的」な苦い思い出だった。

8月5日に放送された『松任谷由実のYuming Chord』(TOKYO FM/JFN)でコードに選んだのが“プールサイド”である。彼女はシチュエーションにあったロバート・パーマーのナンバーを1曲かけるとほどなく、「プールと聞いて思い出すのは、小学校の時の水泳大会」と話し出した。

4年生か5年生頃の水泳大会で25mプールを往復して50mを平泳ぎで泳ぐ競技だ。6人くらいで泳ぎ、ユーミンは25mをターンして少し泳いだところで「これは絶対に勝てない」と思った。負けず嫌いだった彼女は「勝てないなら」と足がつったふりをして他の選手が泳いでいくなか片足を浮かして痛そうに歩きプールサイドに上がる。

しかしその時に「そんなことをしても負けは負けだな」ということや「(自分が棄権したことなど)誰も気にしていない」ことを学んだという。それは彼女の人生に少なからず影響しており、プールと聞いてすぐに思い浮かぶことから「自分の中ですごく屈辱的だったのだろう、子どもなりの苦い記憶」だと振り返っていた。

ただ、アーティストとなってからは“プールサイド”と言えば1978年から17回、逗子マリーナ(当時、葉山マリーナ)で『SURF & SNOW in Zushi Marina』を開催したことが思い出される。当時、プールサイドでの大規模なライブは画期的だった。それがもととなり1999年からの『YUMING SPECTACLE SHANGRILA』など大きなイベントへつながる。

誰しも人生で「これは勝てない」と手を抜いて後悔したり、「自分が思うほど周囲は自分のことを気にしていない」ことに気が付く瞬間があるのではなかろうか。小学生にしてそれが訪れたことは松任谷由実にとって幸いだったのかもしれない。

出典:https://www.facebook.com/yuming.official
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)