大ヒット青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』で主人公の双子の妹ブレンダ・ウォルシュを演じ、日本を含む多くの国々で人気を博した女優シャナン・ドハーティー(45)。現在の彼女は乳がんとの闘いを続けているが、異変にいち早く気付いたのはシャナン本人ではなく彼女の愛犬だったという。
このほど『Entertainment Tonight』のインタビューに応じたシャナン・ドハーティーが、飼い主思いの愛犬がいかに早く彼女の病気に気付いていたかを告白。当時の様子をこう振り返った。
「ずっと前から、愛犬が私の体の右側を異常なほどクンクン嗅いでいたの。」
「だから(乳がんと)診断された時、なるほどなと思ったわ。」
シャナンが乳がんと宣告されたのは、昨年春のこと。しかし愛犬はそれよりも前に執拗にシャナンの右胸を気にする様子を見せ、乳房を切除した後もやはり胸の近くに寄り添ったという。その後に化学療法を受けると、今度は全身をクンクンと嗅ぐようになったとのこと。そしてシャナンに対し過保護に振る舞い始め、人がシャナンに近付くと荒れた様子を見せるという。
そのシャナンの現在であるが、8回を予定している化学療法の3回目を終えたところ。放射線治療も予定している彼女は前向きに頑張っているが、診断が下った頃は「もう駄目だ」と将来を悲観したという。そんな中、夫と食事中に「5年後にはいない」「今のうちに私との時間を楽しんで」とつい口走ったというが、夫は「そんなことを言わないで」と懇願し号泣。そんな愛情深い夫、家族、そして友達や愛犬に支えられ今は「きっと治る」と信じているが、診断からここまでの道のりは、ずいぶん険しかったようだ。
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(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)