『テレ東音楽祭』のなかでデビューした頃のX JAPANがテレビ出演した映像が流れた。まだ“X”としていたメンバーが並ぶ姿にファンは「テレ東にX 5人…まだhideとtaijiいる」と感慨深げにつぶやいている。

6月29日に放送された『テレ東音楽祭 2016』は“思わず歌いたくなる　最強ヒットソング100連発”をテーマにテレビ東京ならではの懐かしいVTRも紹介された。1989年10月26日放送の深夜音楽番組『SOUND GIG』にメジャーデビューして半年ほどしか経たないX JAPAN（当時はまだX）がゲスト出演した場面もあり、司会のうじきつよしが当時32歳というのも時代を感じる。

メンバー5人はおなじみの染めたり逆立てた髪の毛で、23歳～24歳頃だけに頬杖をついたりカメラを睨んだりと尖がった感じだ。しかし、うじきから「自己紹介を」と振られると「ハイ」と答えるあたり礼儀正しい。「ボーカルのToshlです」「ドラムでリーダーのYOSHIKIです」「ギターのHIDEです」とボソリと名乗っていくが「なんか、ドンドン声が小さくなっていくね」とうじきに突っ込まれた。

ところが「もう二度と揃わないフルメンバーでの紅」とナレーションが入って始まったライブ映像では一変、若き5人が迫力のパフォーマンスを繰り広げるステージが約1分15秒も流れた。スタジオでVTRに見入るPUFFYやV6、TOKIO、AKB48メンバーの反応も違いがあり面白い。

わずかな時間ながら、X JAPANの特集が終わるとツイッターでは「メンバー20代で可愛かった」「Xめっちゃ若かった！　Toshlさんめっちゃカッコイイー！」と反響があった。「“もう二度と揃わない…”っていうのに泣きかけた。もうわかってることやけどやっぱり泣きそうになる。これは親に見せないとあかんな。だってhideの挨拶が入ってるんやもん」「次男がこれカツラだよね？と言うから自毛だよと言ったら“あんなんどうやって作るんだよ”と信じてもらえなかった」という人もいたようだ。

出典：https://www.instagram.com/yoshikiofficial
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）