奇抜で大胆な衣装やメイク、オリジナリティ溢れるステージパフォーマンスなどで人気の“歌姫レディー・ガガ”だが、素の彼女は「我々の知るガガ」とはずいぶん違うという。
このほど、レディー・ガガが『Variety』誌に登場。「Actors on Actors」なるコーナーで女優ジェイミー・リー・カーティスと対談し、このように語った。
「レディー・ガガとしての私は、人々が“ガガとはこういう者”と考え出した存在よ。必ずしも私本人の素とは限らない。ガガは(私の中にある)強い部分からできた人物なの。若くしてNYで暮らし、音楽を愛しミュージシャン達と出会って共に働いた。ミュージックシーンを研究して、そういうライフスタイルに自ら関わり(自分の強い部分を)発見したの。」
「つまり、ガガはちょっとした創造物というワケ。ガガは、私が作り出したモノを通し“他の人々が創造したキャラクター”だわ。彼らの思うガガは、私そのものとは別個の存在なの。」
ちなみに素のガガは大変真面目な努力家で、ピアノの勉強は4歳でスタート。ボーカルコーチより歌唱法もしっかり学んだ彼女は、私生活では料理が好きな普通の女性だという。しかも本当は大胆どころか気の小さい部分があり、20代の頃は朝起きるなり「さあ、あなたはレディー・ガガなの。しっかり頑張るのよ」と自分に活を入れる必要があったと過去にコメントしていた。
そんな彼女のモットーは、「Life is a performance」。歌手のみならず女優としての才能も開花させた“レディー・ガガ”のパフォーマーとしての挑戦は、これからもまだまだ続く。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)