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writer : ac

【海外発!Breaking News】動物愛護団体がレザーショップをオープン(タイ)<閲覧注意・動画あり>

世界最大規模の動物愛護団体「PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)Asia」がタイにレザーショップをオープンした。しかしこの店、驚くような仕掛けがちりばめられていた。『dailymail.co.uk』が報じている。

過激なパフォーマンスで有名な動物愛護団体「PETA・Asia」が、このほどバンコクのショッピングモールにレザーショップを期間限定でオープンした。ワニや蛇皮を使った鞄、財布、靴、コートなどが陳列された落ち着いた店内は高級ショップそのものである。

しかし「動物を捕獲する際の残虐な行為は許されるべきでない」と主張するPETAだけあって、商品の仕掛けが半端ない。鞄や財布を開けると、中には血にまみれた臓器や脈打つ心臓が収められている。手に取った財布を開くと、お客の手は血で染まる。靴を履けば、足は血だらけになる。広告会社「オグルヴィ・アンド・メイザー」の発案で実現したというこの企画。もちろん仕掛けられた臓器や血は本物ではないが、何も知らずに入店した人々の驚きは相当なものである。これらの人々の反応は隠しカメラで捉えられ、PETAはSNSでその様子をアップしている。

「PETA・Asia」の副会長を務めるジェイソン・ベイカー氏は「毎年何千と言う爬虫類が殺され、時には生きたまま皮を剥がされるのです。人々はこういった動物の苦しみを知るべきです」と語るとこう続けた。

「タイには世界最大のクロコダイルファームがあります。そこでは小さなタンクや池に詰め込まれ、劣悪な環境で育てられたクロコダイルが、最後は脊椎が砕けるまで叩かれ殺されていくのです。1つのハンドバッグには4頭のクロコダイルが必要です。人々の欲のためにタイでは年間70万ものクロコダイルが殺されています。」

「ニシキヘビに関して言えば、東南アジアだけで44万匹が捕獲され、頭を切り落とされ皮を剥がされます。皮を剥ぎやすくするために、生きたまま口にホースを入れられ大量の水を注がれるケースさえあるのです。」

過激さを増す一方のキャンペーンだが、ベイカー氏は最後に「この企画が動物虐待について考え直すきっかけとなればと思います。人々に目を覚ましてもらいたいのです」と語った。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)