
毛皮のコートばかりではない。クロコダイル、高級リザード(トカゲ)、牛革、そういうモノでバッグを作ることにも抗議する動物愛護団体のPETA。現在、ヴィクトリア・ベッカム(36)がそのターゲットになっている。
“エルメス” バッグの熱狂的なファンであるヴィクトリア。デザイナーとしても活躍する彼女はこの度、自身のブランドからも皮革を使用したバッグのコレクションを発表した。
案の定PETAから抗議を受けたが、彼女の代理人は「非難を浴びるような行為ではない」として、英『デイリー・メール』紙にコメントを発表した。
「ハンドバッグに限らず、ヴィクトリア・ベッカムが出す製品はすべて最高級の品質とデザインによるものであり、生産の各ステップがモニターでしっかり管理されています。」
「使用している皮革は、厳しいガイダンスに基づいて米国内で飼育された動物のものであり、CITES(Convention On International Trade In Endangered Species=ワシントン条約)の規定に何ら違反するものではありません。」
さて、PETAのこの度の抗議行動は奏功するのかしないのか、今後に少し注目してみたい。もっとも仮にヴィクトリアの方が折れたとして、高慢ちきなスタイルが身上の「ヴィクトリア・ベッカム・コレクション」に、果たして合皮の “クロコ風型押し” が並ぶのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)