今月18日より全国放送されている江崎グリコのチーズスナック『Cheeza』の新CM。お笑い芸人・博多大吉と女優・吉瀬美智子が夫婦役を務め仲睦まじい姿を披露しているが、大吉は未だに完成CMを直視できないという。自身のラジオ番組で同CMについて語った大吉はその緊張の撮影について振り返り、吉瀬を「見れば見るほど本当いい女」と絶賛した。
23日に放送されたTBSラジオ『たまむすび』のオープニングトークで、現在放送中の『Cheeza』のCMについて触れた博多大吉。同CMは大吉と吉瀬美智子が初共演していることでも話題となっている。
初めての共演で夫婦役を演じた2人だが、大吉によると撮影は「かなり恥ずかしかった」という。“家のソファに座ってチーザを食べる”というシンプルなものであったが、本業が漫才師である大吉にとって演技は分からないことだらけ。さらにバラエティの“ひな壇”以外での女優との絡みはほぼ初めてということで、戸惑うことが多かったようだ。
また、女優としてしっかり役作りをしてきた吉瀬の姿にも驚いたという。CMは“愛し合っている夫婦”という設定はあったものの、大吉の台詞は2つ。そのため大吉はセットに入るまでスマホをいじったりして時間を過ごしていたが、吉瀬はお風呂あがりのような雰囲気でしっかり時間軸まで想定していたのだ。その姿勢に大吉は「すっかり出遅れてしまった」と話す。
そんな中でスタートした撮影は、決められた台詞以外は“フリー演技”だったそうで5~10分は自由に演じていたという。その間、吉瀬はずっと“夫である大吉を愛している妻”を自然に演じていたため、思わず「2~3分すると変な感情が出て」しまった大吉。「単刀直入に言うと、あれ、今晩抱けるのかな? (と思った)」「本当に恥ずかしかった」と正直に振り返り「近くで見れば見るほど本当いい女」と吉瀬を絶賛した。吉瀬の演技力のおかげで、まるで本当の夫婦のような時間を過ごしたようだ。
初めて尽くしの撮影に加え、吉瀬との共演で「アップアップ状態」になってしまったと語った大吉、未だにCMは直視できないという。それでも実際のCMの完成度をみると、これをきっかけに長編ドラマでの夫婦役も増えるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)