久本雅美が金曜日のスペシャルレギュラーを務めるバラエティ番組『ヒルナンデス!』で「世の中怖い!」と身を縮める場面があった。人気コーナー“超限定マーケティング”で芸能界の浮き沈みを痛感したのである。
12月4日に日本テレビ系で放送された『ヒルナンデス!』でのこと。有吉弘行が進行する、場所や世代を超限定してランキング、TOP10は何かを当てるコーナーで『20~50代男女に聞いた 今年忘年会に来てほしい有名人 TOP10』を取り上げたところ、次のような結果となった。
■今年忘年会に来てほしい有名人 TOP10
1位 とにかく明るい安村
2位 明石家さんま
3位 マツコ・デラックス
4位 有吉弘行
5位 タモリ
6位 ピスタチオ
7位 クマムシ
8位 五郎丸歩
9位 コロッケ
10位 コロコロチキチキペッパーズ
はじめは内容が伏せてあり、出演者が予想してクイズ形式で回答するのだが、久本雅美が満を持して「今年も前半、頑張った“8.6秒バズーカー”!」と答えたものの、20位以内にも入らぬ圏外だった。周囲からも「えーっ!」と声があがり、久本は両腕で震えを抑えるようにしながら「もう、世の中怖い!」と叫んだ。
ちなみに、名前が挙がった中では11位松岡修造、17位バンビーノが20位以内となった。他には髭男爵、阿佐ヶ谷姉妹、スタスタローン、プチ・ブルースといった芸人や歌手の槇原敬之、スポーツ界から錦織圭、羽生結弦、浅田真央などの名が出たが圏外だった。
『2015ユーキャン新語・流行語大賞』が「爆買い」と「トリプルスリー」に決定したことで、「ラッスンゴレライ」がノミネートされながら大賞を逃した8.6秒バズーカーは「ちょっと流行語大賞がトラウマになりかけてる」とかなりショックを受けていた。ただ、今回の『今年忘年会に来てほしい有名人 TOP10』を見ると、すでに人気はとにかく明るい安村に向いている。彼もまた流行語大賞は逃しているのだから「世の中怖い」というしかないだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)