エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】三上博史、念願叶って『5時夢』出演。本当は岩井志麻子とのエロトークをしたかった?

俳優の三上博史が7月24日、かねてから熱望していたTOKYO MX『5時に夢中!』への出演を果たした。同番組の大ファンである三上はあちらこちらで“出演したい”と言って回り、やっと夢が実現したと生放送中ずっとご機嫌な様子で、笑顔が絶えなかった。MCのふかわりょうら番組レギュラー陣も彼の出演を大変喜んでいたが、一方で「なんでこんな番組に…」と戸惑いも隠せない様子だった。

三上博史がトレンディドラマで主役を演じ大人気だった時期は、日本がバブル景気に沸いていた1980年代後半から1990年代前半と重なる。『5時に夢中!』(TOKYO MX)金曜アシスタントのミッツ・マングローブはこの頃に思春期を迎え、歌番組を見ては中森明菜を真似て歌い、華やかで都会的な恋愛模様が描かれるトレンディドラマの世界に憧れていた。当然、三上が出演していたフジテレビ系列の「月9」枠のドラマも見ており、『世界で一番君が好き!』のエスカレーターでのキスシーンが印象的だったことを彼に話していた。

トレンディドラマ全盛時の三上は、演じたことに対する何らかの“賞”が欲しかったという。主役級を演じる作品を次々に引き受け、休む間もないスケジュールが続く。そんな余裕のない日々の中で、彼は不思議な体験をしている。

歌手活動もしていた20代の頃は映画とドラマの撮影、そしてライブツアーと多忙を極めていた。あるコンサートで心身ともにものすごく疲れていた三上がステージで歌っている最中、異様な感覚にとらわれてしまう。ステージで歌っている自分を後ろの幕の一番上から見つめている感覚、まるで肉体から意識だけが引き出されたような状態に陥ったのだ。「歌っているのは俺だよな」と天井から確認している状況に“これは、ちょっとヤバいかも”と恐怖を感じた瞬間、その感覚が消えたそうだ。ふかわは「幽体離脱に近いような…」と驚いていたが、その状況は忙しさで限界に達していた彼の心と体がSOSを発したのかもしれない。

三上はその後、「それまで好き勝手にやらせてもらい過ぎたため、燃え尽きてしまった」「もう自分の演じる場所はない」と役者を引退しようと考えた時期があることを他のテレビ番組で明かしていた。現在は演じる喜びに再び目覚めるきっかけとなった舞台を中心に活躍しているが、2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』では美しくも狂気じみた鳥羽上皇を演じ、視聴者に圧巻の演技力を見せつけたのは記憶に新しい。本当は木曜の『5時に夢中!』に出演して“愛の伝道師”岩井志麻子とエロトークを展開し、“ぶっ飛ばしたかった”という三上。ぜひ中瀬ゆかり氏がお休みの時に、また出演して欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)