エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】菜々緒がパワハラ上司“エリカ”を熱演。意外な展開に「あんな先輩いたら嬉しい」と絶賛。

菜々緒がバラエティ番組『痛快TV スカッとジャパン』で演じたパワハラ上司“エリカ”が反響を呼んでいる。彼女がその姿を公開したInstagramにも「菜々緒様、本当に素敵でした」「スッキリしましたぁー!!」などのコメントが届いているのだ。エリカは新人女性社員をいびる意地悪な役柄で登場したが、実は最後に大逆転があり、そのギャップが視聴者にもたまらなかったらしい。

痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)は、視聴者が意地悪や身勝手な言動をする人に「ムカッと」しながらも、ある出来事で「スカッと」した体験をミニドラマにして放送するものだ。エリカシリーズはそのなかでも人気がある。菜々緒演じるエリカが部下や同僚を見下すような嫌味な言動を繰り返すのだが、最後は屈辱的な出来事に見舞われて周囲も「スカッと」するのが定番である。

ところが、6月22日の放送では様子が違った。見るからに大企業という設定のオフィスで“9頭身の監視塔”と呼ばれる先輩OLのエリカは、当事者の新人女性社員の仕事に細かく口を出して厳しくあたる。「仕事が早い人と、仕事が遅いあなたみたいな鈍臭い人が同じ給料なんてやってられないわよね」と言葉もキツい。

心が折れそうになる新人社員に優しく言葉をかけてくれるのが、イケメンの先輩社員だった。しかし2人が親しく話しているところにエリカは口を挟み「こんな新人より、私と飲みに行かない」と言い出すではないか。新人の彼女はますますエリカ先輩への不満が膨らんでいく。

ある日、新人が1人で残業していると、イケメン先輩が現れて突然「つきあって欲しい」と告白してきた。彼女が舞い上がったその時、またしてもエリカ先輩が登場する。実はそのイケメン社員、名うてのプレイボーイでこれまでも数々の新人女性社員を言葉巧みに口説いていた。エリカはその証拠となる会話を録音したものを聞かせて、新人の目を覚まさせたのだ。彼を飲みに誘ったのもその件を注意しようとしたからだった。

意地悪なパワハラ上司かと思いきや、“いい人”だったエリカ先輩。新人社員が「私みたいなバカが先輩に迷惑ばかりかけて、本当にすみませんでした!」と頭をさげると、「後輩は少しくらいバカなほうが可愛いんじゃない? 残業、頑張りなさい」と去っていく姿がカッコいい。新人の彼女の気持ちも「私はエリカ先輩について行くことに決めました」と180度変わっていた。

菜々緒は放送後に『菜々緒 nanao_official Instagram』でエリカ語録を投稿している。前述の給料の件をはじめ「うちの会社は言い訳が聞きたくてあなたを採用したわけじゃないわよ」「恋愛よりも先に覚えることが沢山あると思うの」「仕事のペースは遅いのに恋のペースはずいぶん早いのね」から「後輩は少しくらいバカなほうが可愛いんじゃない」までを振り返り、菜々緒自身も「割と正論いってるエリカ様」と感心している。

視聴者からも「菜々緒ちゃん、かっこよすぎる」「美しく、怖く、ステキでした!」「いい奴だな。感動した」「あんな先輩いたら嬉しい」「エリカ様みたいな上司いてくれたらなぁー」と彼女が演じた“エリカ様”を絶賛している。

ただ、同番組で今回のような展開は珍しい。次のミニドラマではまた、根っから意地悪な役として登場するだろうが、時々は意外なエリカもいいものだ。

※画像は『菜々緒 nanao_official Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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