全米シングルチャート14週連続1位を記録して世界的な大ヒットとなった、マーク・ロンソンの楽曲『Uptown Funk(アップタウン・ファンク)』をYouTuberでシンガーソングライターの財部亮治が歌舞伎テイストにアレンジ。和風パロディ化した作品を公開した。
『Uptown Funk』(Mark Ronson ft. Bruno Mars)は、ミュージックビデオもYouTube再生回数が瞬く間に6億回を突破する人気だ。そのMVをパロディ化して賑やかに踊る動画が、YouTubeを中心に世界中で大流行。あのファレル・ウィリアムスの『Happy』の再来とも言われる現象が起きている。
日本で本格的なパロディ化作品を作って口火を切ったのが財部亮治である。彼は昨年、日本初上陸を果たしたイベント『YouTube FanFest』に出演して、驚異の美声と独創的なボーカルパフォーマンスが注目された。カバーソングのみならずオリジナル楽曲も配信し続け、国内を代表する今最も熱いYouTuber(ユーチューバー)の一人だ。
今回は、『Uptown Funk』を日本の絢爛豪華な伝統芸能として世界で日本の代名詞の一つに数えられる“KABUKI(歌舞伎)”を舞台に、ノリノリダンスと美声でパロディ化。プロジェクトには関西で活躍するYouTuberの銀三郎、masakazu mitani、じゃく弱酸性、あやた、アリーサ、木村昴、寺田成紀、スカキャンも参加している。
さらにテレビ、映画、舞台で俳優として活躍する傍ら、映像制作で2008年の『YouTubeアワード』にノミネートされるなど、幅広いジャンルで活躍する副島新五が監督を務め、財部亮治と関西YouTuberが一挙に手を取り、国内のみならず世界へ矛先を向けて配信が決定した。
日本人でも寺社を舞台にして、歌舞伎風の衣装で繰り広げられるパフォーマンスは斬新に感じるが、日本ファンが増えている海外からはさらに注目されそうな予感だ。
パロディ版『Uptown Funk』は財部亮治のYouTube専用サイトにて公開中(https://www.youtube.com/watch?v=oJPyuL_rzwg)
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)