エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ジミヘンが歯で弾く超絶ギタープレイも! 『もし有名ギタリスト10人が…』動画、第2弾。

ギタリストのアンドレ・アンツネス(Andre Antunes)が偉大なロックギタリスト10人をリスペクトしてプレイした『もし世界的に有名なギタリスト10人が○○をカヴァーしたら?』(Played by 10 Epic Famous Guitar Players)の第2弾を公開した。第1弾のダフト・パンク『Get Lucky』バージョンはすでに再生回数150万件を超えているが、第2弾の『Uptown Funk』(Mark Ronson ft. Bruno Mars)バージョンも公開したその日に3万6000件を超えた。

2015年1月29日にYouTubeで公開された『Daft Punk – Get Lucky | Played by 10 Epic Famous Guitar Players | Andre Antunes』は日本でもネットで『もし世界的に有名なギタリスト10人がダフト・パンク(Daft Punk)の「Get Lucky」をカヴァーしたら?』と報道されて注目を集めた。

アンドレ・アンツネスがエレキギターでフランスの人気エレクトロ・デュオ、ダフト・パンクの『Get Lucky』を演奏したものだが、彼はカルロス・サンタナ、スティーヴ・ヴァイ、カート・コバーン(ニルヴァーナ)、アンガス・ヤング(AC/DC)、スラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ブライアン・メイ(クイーン)、マーク・ノップラー(ダイアー・ストレイツ)、トム・モレロ( レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、オーディオスレイヴ)、ジョー・サトリアーニ、エディ・ヴァン・ヘイレンといったギターファン感涙のギタリスト10人の特徴をつかんでプレイしている。クイーンのブライアン・メイでは多重撮りで、ブライアン・メイがレコーディングで得意とするサウンドを再現する懲りようだった。

そのアンドレ・アンツネスが第2弾となる『Uptown Funk – Mark Ronson ft. Bruno Mars | Played by 10 Epic Famous Guitar Players | Andre Antunes』を2015年2月13日に公開した。今回はマーク・ロンソンとブルーノ・マーズによる『アップタウン・ファンク』を基にしてさらに熱いプレイを繰り広げている。

第2弾では、デヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)、リッチー・サンボラ(ボン・ジョヴィ)、エリック・クラプトン、ダイムバッグ・ダレル(パンテラ)、ポール・ギルバート、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)、ヌーノ・ベッテンコート、ドン・フェルダー/ジョー・ウォルシュ(イーグルス)、ジミ・ヘンドリックスの10人が登場するが、彼らがもし一堂に会したらこんな感じになりそうだ。

リッチー・サンボラがマウスワウ(トーキングモジュレーター)を駆使したかと思えば、ポール・ギルバートは電気ドリルによる速弾きを披露。エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、イーグルスの2人、ジミ・ヘンドリックスといった日本でも人気のあるギタリストはプレイの随所に聞いたことがあるフレーズが出てきて懐かしい。ジミヘンではギターを逆に構えた上に、歯で弾くパフォーマンスまで見せてくれた。

アンドレ・アンツネスの『Facebook|Andre Antunes』によると、1991年にポルトガルのサンタレンで生まれたとある。現在20代半ばの彼はフー・ファイターズやグリーン・デイからニルヴァーナ、クイーン、ピンク・フロイドまで新旧のロックから影響を受けたようだ。

現在70歳になる英国のギタリスト、クリス・スペディングは、アルバム『クリス・スペディング』(1975年)に収録された“ギター・ジャンボリー”に当時の人気ギタリストたちのフレーズを取り入れている。エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、デヴィッド・ギルモア、ジミヘンもその中にあり、その16年後に生まれたアンドレ・アンツネスも彼らをリスペクトしていることに驚かされる。

※画像はYouTube動画のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)