近年、乳児への虐待・育児放棄の事件が後を絶たない。子育てに追い詰められてわが子を殺めてしまう親が増えていることも原因のひとつと推測されるが、2児の母親であり育児セラピストの資格も持つタレント・SHEILAは、子育てがストレスにならない育児法を提唱している。彼女がお勧めする“OK育児”、“観察育児”とは？

SHEILAは10日、自身のブログを更新。8日に更新したブログにコメントが相次いだことに対し、感謝の意を表した。

SHEILAのブログは基本的にコメント欄が閉鎖されているが、定期的にオープンにし、読者からの意見や悩み相談を受け付けている。2児の母親であるSHEILAには子育てに悩む母親からのコメントも多く、「やっぱり大切ね、ココ」とコメント欄の大切さを改めて感じた様子だ。

その中で、「コメントを読んでいたら観察育児やOK育児を取り入れてる方がいて嬉しいです」と語ったSHEILA。実はこの2つの育児法は、SHEILAが以前から提唱している育児法だ。OK育児はSHEILAが名付けたもので「Okoranai Kiwosorasu」の略称。昨年9月に更新したブログの中でSHEILAは「3歳までの子供は善悪の判断があって行動をしていないので、基本怒っても分からない。結果ママの怖い顔だけか印象に残りトラウマになってしまいます…なのでここで大切なのが、怒らないでいち早く気をそらさせることなんです」と説明している。つまり、もし子供が“イヤイヤ”し始めたら、いち早く気をそらすということ。「根気は必要」だそうだが、「イヤイヤがMAXになる前に暴れる前を察知して気をそらしてあげるとママもかなり楽に対応できるようになってきます」という。

一方の“観察育児”はその名の通り子供を注意深く観察することだが、「ただ観察して放置するんではなく、観察して子供の行動パターンや繰り返す原因、根底、過程を見付けて、子供の『ママ見てー！』に答えて気持ちを満足させてあげる」ことだとSHEILAは語っている。

育児セラピストの資格を取得したことで、「3歳までの子供は母子関係がとても重要」であることに気付いたというSHEILA。育児ストレスは全くないそうで「向き合えば向き合うほど楽と言うか、子供達の繊細な気持ちや行動が分かって育児＆育自も楽しくなります」と、育児を満喫している様子だ。

「私流子育てなので参考になるかは分かりませんが、少しでも観察育児とOK育児が伝わってママ達がハッピーに過ごせたら嬉しいな」と綴ったSHEILA。開放されたコメント欄には「本当励まされました」「育児のヒントをいただいています」など読者からの感謝の声や、具体的な悩みなどが集まっており、ママ達の心の拠り所になっているようだ。子育てに行き詰まっているパパ・ママは、SHEILAの子育て術を参考にしてみてもいいかもしれない。

※画像はSHEILA　sheilanimo　Instagramのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　根岸奈央）