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writer : tora

【エンタがビタミン♪】マツコ困惑!? 盟友・ミッツのまさかの告白に、「ちょっと会いづらくなったー」

“本人そっくりのアンドロイド”を本人の横に並べて進行するスタイルが話題を呼んだ年末特番『マツコとマツコ』。同番組にて、オネエ達の“マツコ・デラックス評”が聞ける興味深い場面があった。

マツコ・デラックスそっくりのアンドロイド「マツコロイド」を使って様々な企画を行うテレビ特番『マツコとマツコ』が、12月29日に放送された。

企画のひとつとして、「マツコと仲の良いオネエ達がマツコロイドと飲むと、どんな話が行われるか」を検証した。マツコロイドがほとんど話さないのをいいことに、はじめのうちはマツコの“恋愛話”や“雑誌編集者時代のエピソード”などの暴露話でオネエ軍団は大いに盛り上がる。

しかし、KABA.ちゃんがマツコのトークスキルの高さを称賛し、その流れでマツコの人徳について話題が及ぶとトークは急展開を見せた。真剣な面持ちになったのはミッツ・マングローブ。マツコには「唯一無二で、真似できない」ほどの存在感があり、羨ましく思っていることを口にした。

いつもの調子で、「何なの!? コイツら」と笑いながらVTRにツッコミを入れるマツコ。そんなことなど知らないミッツは、さらに「(マツコが)他人に対して、どういうように接していくのかを間近で見ていて、真似しようと思ったこともある」と明かしたのだ。

この展開はマツコにとって予想外だったもよう。VTRを見た感想として「(予想と)逆だったから、もう気持ち悪い。ちょっと会いづらくなったー」と恥ずかしそうに語るものの、その顔には笑みが浮かんでいた。

昨年出版された著書『デラックスじゃない』(双葉社)の中で、自身の信条について「流れに身を任せ、流れついた先で本気を出せばいい」と記しているマツコ。また、テレビで活躍するようになるに従って毒がなくなったことを懸念するファンの声に対して、以下のように答えている。

「最初は、黎明期から支えてくれていた人たちにどう思われるのか怖かった。でも、言いたいことだけ言っていても、自分の居場所は作れないと思った。だから、魂を売ったと思われてもいいの。『マイノリティの意識さえ失っていなければいい』と分かったの。」

テレビで活動を続けていく上での、マツコの“苦悩”と“覚悟”がうかがい知れる一文だ。そこに行きつくまでの過程をミッツは間近で見ていたからこそ、胸のうちの“マツコへの思い”が思わずあふれ出てしまったのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 TORA)