米ミシガン州でこのほど、ある女性が置き去りにされたと思われる乳児について警察に通報した。「目が覚めたら自宅にこの子がいた」という驚きの説明が添えられ、男ばかりという警察署はコメディ映画『スリーメン&ベビー』さながらのてんやわんやとなってしまったという。
「目が覚めたら、自分のベッドに見たこともない赤ちゃんが寝ていました。何がなんだかさっぱり理解できません。」
米ミシガン州で6日夜遅く、ひとりの女性からのそんな通報に慌てたバトルクリーク警察署。その女性と赤ちゃんには何ら関係がないことが判明し、警察官がチャイルドシートを用意して女性の自宅に向かい、赤ちゃんを預かることに。とはいえ当直は男性職員ばかりで、児童保護当局の職員が到着するまで彼らは赤ちゃんに翻弄されっぱなし。てんやわんやの大騒ぎであったことを州メディア『FOX17』が伝えている。
「“Matchbox”のミニカー、テディベア、ビーニーベイビーズのぬいぐるみなんかを集め、赤ちゃんが泣き出せば代わる代わる抱っこしてあやしました」と苦笑する警察官たち。事件に関してはその後、置き去りにされた赤ちゃんを拾ってきたのは女性の息子で、自分は外出するため母親に預けたくとも彼女は熟睡しており、仕方なくそのベッドに無理やり寝かせて出かけていたことが分かった。
バトルクリーク署は7日未明、赤ちゃんの特徴と発見時の状況をもとに市民に情報提供への協力を呼びかけ、その結果身元が判明。現在、児童保護当局は母親について調査中であり、警察はその結果次第で赤ちゃんの引き渡し手続きに入ることになるという。
※ 画像はktla.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)