新北市新店区にあるスーパーマーケットで、産まれたばかりの赤ちゃんがビニール袋に入れられて置き去りにされているのが発見された。警察では、防犯カメラの映像を確認するなどして犯人の行方を追っている。

『自由時報』によると、赤ちゃんが発見されたのは28日午後4時頃。スーパーマーケットで買い物をしていた女性が、入口の自動ドア脇にビニール袋が置いてあることに気づいた。近づいてみると裸の赤ちゃんが袋の中で眠っていたため、慌てて交番に連れて行った。

赤ちゃんは産まれて間もない男の子で、へその緒がついたままだったという。搬送された病院で検査を受けたが、状態は落ち着いており元気な泣き声を上げているそうだ。

ビニール袋に入れられた赤ちゃんは、裸だったものの体の下には服が2枚敷かれており、さらにスーパーの店内は適温が保たれていたために赤ちゃんは気持ちよく眠っていられたのではないかと警察は推測している。また、赤ちゃんを人目につきやすいスーパーの入口に遺棄していることから、母親は未成年や経済的に困難な家庭である可能性が高いとみて捜査を進めているということだ。

※　画像はnews.ltn.com.twのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　片倉愛）