爆笑問題のラジオ番組にゲストとして登場した片岡鶴太郎。彼はアツアツおでんのリアクションの裏側から、今話題の“壁ドン”にまつわる話まで語り尽くした。
12月7日のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』内のコーナー「ここは赤坂応接間」に、片岡鶴太郎がゲスト出演した。
現在は画家や俳優としてのイメージが強い片岡だが、デビュー間もない頃は近藤真彦のモノマネや体を張った芸を披露して人気を博していた。ダチョウ倶楽部の鉄板ネタのひとつ“アツアツおでん”を使ったリアクション芸の元祖が、片岡であることを知っている人は少ないかもしれない。
この日の放送では、そんな“アツアツおでん”ネタの誕生エピソードが語られた。ビートたけしと共に冬の設定でコントをした時のこと。セットとしてこたつとおでんが入った鍋が用意されていた。コントの途中でたけしがふいに鍋を開けてみると、その中のおでんはアツアツで湯気がモクモクと上がったそうだ。
その瞬間、イタズラっぽい笑いをしたたけしが「コレ大好きだったよね?」とアツアツのおでんを片岡に差し出す。そのおでんを口にした片岡は、本当に熱かったために素で「アツい!」とリアクションしたところ、それが大きな笑いを呼んだという。
また、今年の「新語・流行語大賞」トップテンを受賞した“壁ドン”も、実は片岡がその元祖の可能性が高いことがわかった。片岡によると先日、松村邦洋から「壁ドンの元祖って、鶴太郎さんですね」とメールがきたそうだ。詳しく聞けば、1986年放送のドラマ『男女7人夏物語』のワンシーンで、片岡が池上季実子を相手に“両手で壁ドン”をしていたのである。
自分でも覚えていなかったことを克明に記憶していた松村に、片岡は「『なるほど、松村はそういう風に見てくれてたか』と思った。松村のそういうところ、いいでしょ」と嬉しそうに口にする。爆笑問題の2人も思わず「スゴいな松村」と発し、彼の記憶力に舌を巻いていた。
(TechinsightJapan編集部 TORA)