エンタがビタミン

writer : negishi

【エンタがビタミン♪】爆笑問題も感心しきり。一般人の無礼な態度に“神対応”の桂歌丸。

人気長寿番組『笑点』の大喜利メンバーとしてお馴染みとなり、今ではその司会者としてお茶の間から愛されている落語家の桂歌丸。若手メンバーからの野次にもうまく対応する姿から好印象を持つ人も多いが、彼の人格者ぶりは本物だったようだ。爆笑問題のラジオ番組にて紹介されたリスナーからの投稿が話題になっている。

爆笑問題がメインパーソナリティを務める『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)では、リスナーのびっくりした話を紹介するコーナーがある。その中で、ある方の桂歌丸に遭遇したというエピソードが読み上げられた。

リスナーの夫が都内の大きな病院に行った時のことだ。待合室で順番を待っていると、桂歌丸に出会ったという。そこで少々無礼な夫は、「歌丸さん、笑点は座ってばかりだから楽な仕事だよね」と失礼すぎる言葉をかけたのだ。普通であれば怒られても当然であろう。だが歌丸は、テレビと同様に穏やかな感じで「あの仕事も楽じゃねえんだよ~」と返し、握手にも快く応じてくれたそうだ。

この夫を、「もう泣きそうだよ~」「なんちゅうこと言うんだ」と非難した爆笑問題・田中裕二。太田光は「(歌丸は)でも偉いよねえ、いい人だよね~」と歌丸を絶賛した。

しかし歌丸の付き人は危険を感じたのか、いきなり夫を小突いたそうだ。夫は倒れてしまったが、それを見た歌丸は「病院にいるんだから、この人は病人なんだよ!」と付き人を激怒。夫には「ごめんね~。これでジュースでも飲んでね」と綺麗にたたんだ千円札を渡してくれたという。

その後、夫は診察を終えて病院を出ようとしたところ、なんと歌丸が玄関で待っていてくれたそうだ。「ごめんね~、大丈夫だった?」と最後まで夫を心配した歌丸の姿に、爆笑問題の2人も感心しきりであった。

ついカッとなってしまいそうな出来事でも、紳士的な振る舞いで余裕を見せた歌丸。笑点メンバーから「ミイラ」「骸骨」などと揶揄されても上手くかわしているが、プライベートまで“神対応”であったようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)