英国のタレント、ベッキー・クルーエルが東京で開催された“もしフェス”に出演するため来日した。彼女はフェスの後も1週間以上滞在しており、大好きな日本を満喫している。自身のツイッターやInstagramで秋葉原や原宿などで楽しむ様子を伝えているが、その中にふなっしーの“梨汁飲料”を手にしてうっとりする写真もあった。イギリスを中心に活動する彼女にも、やはりふなっしーの人気は届いているようだ。
イギリスの王室属領であるマン島出身のベッキー・クルーエルは、2009年3月ごろから楽曲の振り付けを踊る動画などをYouTubeに投稿。そのパフォーマンスが話題となりネットアイドルとして人気に火がついた。日本が大好きな彼女はハロプロをはじめとするアイドルやアニメなどにも詳しい。2009年10月25日には『秋葉原エンタまつり2009』に出演して日本でのステージデビューを果たしている。2010年にはベッキー・クルーエル・feat・クルーエル・エンジェルスを結成して『翼をください』のカバーシングルを出す。
YouTube動画で公開された“ロッテ Fit’s ダンスコンテスト”で当時14歳だった彼女のパフォーマンスが「可愛いにもほどがある」と話題に。テレビ番組でもこぞって取り上げられたものだ。しかし、その後はイギリスを中心に活動しており日本ではあまり話題に上らなかった。今年、2014年1月に放送されたテレビ東京『YOUは何しに日本へ?』で、成田空港に降りた外国人女性にインタビューして「YOUは何しに日本へ?」と質問した時のことだ。女性はマン島の説明や、ネットでダンスの動画を見せているなどかなり詳しく語ってくれたが、スタッフは最後までそれがベッキーだと気づかなかった。以前の人気を思うと寂しい現実である。
その彼女が9月28日(日)に東京体育館で開催された『もしもしにっぽんFESTIVAL 2014』(もしフェス)に出演した。彼女の『Beckii(BeckiiCruel) ツイッター』ではロンドンでコスプレイヤーや女優として活動するHimezawaと一緒に来日してフェスに向かったことを伝えている。
“もしフェス”では日本や海外のモデルらと交流が進み、憧れのきゃりーぱみゅぱみゅともツーショットに収まることができた。フェスが終わってからもしばらく滞在しているようで、Himezawaとプリクラを撮ったり、AKBカフェを訪れている。ゲームミュージックやゲームデザイナーとして知られる山岡晃氏とも対面を果たした。さらに、日本在住のカナダ女性・シャーラと合流してショッピングやお好み焼きを食べ、ドン・キホーテでセーラームーンのネイルシールを購入。「Sooo excited to try these! Bought in Donki about 450円 I think!」と興奮していた。
中でも彼女が10月4日に『ベッキー・クルーエル beckiicruel Instagram』で公開した写真は印象深い。「funassyi pear juice!」とJTが発売しているふなっしー公式梨汁“みぞれ梨ふなっしーバージョン”を手にしてうっとりとした表情を見せている。
今回は“もしフェス”をきっかけに東京を満喫したベッキー・クルーエルだが、1月にも来日していることから度々訪れているようだ。きゃりーぱみゅぱみゅやセーラームーン、そしてふなっしーと日本人のセンスが分かる彼女だけに、また日本向けのパフォーマンスを発信して楽しませて欲しい。
※画像は『ベッキー・クルーエル beckiicruel Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)