フィギュアスケート選手の浅田舞と間違えられたという、お笑い芸人の椿鬼奴。なんと間違えてきた相手は、妹の浅田真央。にわかには信じ難い話だが、それは暗闇で起きたことではなく朝の駅ホームでの出来事なのだ。
このエピソードはフジテレビ系『ライオンのごきげんよう』で話そうと思い、番組スタッフからも了解を得ていたという。しかし、さいころトークの出た目が悪く話しそびれてしまったのだ。
8月9日深夜放送の『ざっくりハイタッチ』(テレビ東京)に出演した椿鬼奴によると、その日は名古屋での番組ロケのため品川駅のホームで朝の8時頃、乗車予定の新幹線を待っていた。スマートフォンでゲームをしながら時間をつぶしていた彼女の耳に、「まい~、まい~」と人捜しをしている女性の声が聞こえてきた。誰かが“まい”を捜していると思いながらゲームに熱中する鬼奴に、「まい~」という声が近付いてきたという。
その声の主は“まい”を連呼しながら、鬼奴の右横に並んだのだ。驚いた鬼奴がパッと振り向くと、「あ、ごめんなさい! 舞と間違えちゃって…」と立ち尽くしていたのがフィギュアスケート選手の浅田真央。どうやら捜していた姉の舞だと勘違いし、鬼奴に声をかけてきたのだ。
番組で一度だけ真央と共演経験があった鬼奴は慌ててマスクを外し、「おはようございます」と挨拶をした。だが相当急いでいたのか真央は、「あ、ごめんなさい! 舞と間違えちゃって…」と同じ言葉を繰り返すと、また姉を捜しにホームを移動していった。
その後新幹線に乗りながら鬼奴は、“無事にお姉さんと会えて、新幹線に乗れたのだろうか?”と心配でならなかったという。また真央は姉と間違えた相手が、“椿鬼奴”だと認識していたかが知りたくてたまらない。鬼奴は浅田姉妹に直接話を聞けるパイプが無いので、トーク番組でこのエピソードを披露すれば、何らかのリアクションがあるかも―と考えているのだ。
ひとまわり以上も年齢が違う浅田舞と椿鬼奴。公表されている2人の身長も同じで、当日鬼奴は眼鏡とマスクを使用していたというので髪型も似ていれば、慌てていた妹が間違えてしまったのかもしれない。鬼奴によると2000年代に入って、一番驚いた出来事だったそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)