自前の“BON JOVI”Tシャツに短パン姿で登場したお笑い芸人・椿鬼奴がナレーションの収録にてお馴染みの「Shot Through the Heart」をハスキーボイスでシャウトした。大ファンであるボン・ジョヴィとの競演に気合いの入れようはかなりのものだ。
3日、映画『ニューヨーク・アニバーサリーライブ! ボン・ジョヴィ「インサイド・アウト」』の予告ナレーション収録が行われ、ボン・ジョヴィの熱狂的なファンでもあるお笑い芸人、椿鬼奴に白羽の矢が立った。
「ナレーション収録は初めて」という椿だが「映像を観てすぐイタコのように言葉が出てきた」と収録を楽しんだことを明かした。セリフは全てアドリブだったという。「ジョンよりも大きな声で歌った」、「ものまねもせず、英語で歌を歌うだけなのに仕事が来る。“Shot Through the Heart”はお金になった思い入れのある曲」と椿らしいコメントに笑いがもれた。
クワバタオハラの小原正子が結婚したことについて「小原さんからメールをもらった。“おめでたいこと”だけどイチ抜け感は強い」と結婚に焦りを感じていることを明かした。今後やってみたいこととして「カレーでも作りたい」と語ったが、食べさせたい相手は森三中の黒沢かずこだというから悲しい。また10年趣味でやっているというバンドで「ボン・ジョヴィのようにスクリーンを使って2時間ソロライブをやってみたい」「ミュージックステーションに出るのも夢」と歌手として活動したいという野望も明かした。
イベント終了後にTechinsightJapanのインタビューに応えてもらった。
──大ファンであるボン・ジョヴィの映画のナレーション収録のお話が来た時のお気持ちをお聞かせ下さい。
椿:嬉しかったです。メンバーのライブ映画が上映されるというのも嬉しかった。それにまさかボン・ジョヴィの担当でナレーションを収録させてもらえるというのはファンとして光栄です、本当に。
──東京ドームのライブにも行かれたということですが、まだご本人にはお会いになったことがないのですよね。もし会う機会があればやってみたいことはありますか?
椿:すぐ、歌います! ご本人の前で。“Shot through the heart”って絶対歌いたい。
──ボン・ジョヴィのファンになられたきっかけは高校の同級生ということですが?
椿:同級会の時にカラオケで(ボン・ジョヴィを)歌う人が多かったので。
──誰かがバンドをやっていたというわけではなく?
椿:結構コピーバンドやっている人はいましたね。でもボン・ジョヴィのコピーバンドはやっていなかったかも知れない。それぞれが色々な洋楽を歌うけれど、ボン・ジョヴィがかかるとブワッと一つになったので、それに驚いてそこから(ファンになりました)。
──先ほどご自身のバンドではウクレレ担当ということですが、ハワイアンですか?
椿:ロックなんです。エレキウクレレです。
──セカンドアルバムのタイトルとバンド名を教えて下さい。
椿:『2014GOLD』っていうタイトルでバンド名は『金星ダイヤモンド』といいます。
─以前イベントで年内婚活、年末には妊活というお話がありました。最近婚活はされていますか?
椿:うーん。主だった具体的な活動が減ってきている。去年の方が行動的だったんですけど、また日常が戻ってきました。一昨年凄い活動をして彼氏ができたんですけど、結局別れて、その勢いで当初は(婚活を)やっていたのですが。とても“comfortable(居心地の良い)”な女芸人との食事があるとまた忘れてきちゃう。良くないとは思うのですが…。(笑)
──小原さんの結婚が刺激になるといいですね。
椿:そう、見習ってね。小原さんってお店もやっているし活動的ですからね。凄くそういう(出会いの)場が元々多いなと思っていたし、彼氏もつきないタイプだから。
──鬼奴さんもいらっしゃるのではないですか?
椿:いえいえ、全然。つきてしまって、困っていますよねー。
ハスキーボイスが桃井かおりを彷彿とさせる椿鬼奴。大好きなボン・ジョヴィを語る目は子供のように輝いていた。ボン・ジョヴィ来日の際は是非とも生の競演を見せて欲しいものである。黒沢ではなく彼氏に料理を振る舞う日が早く来ることを願わずにいられない。大久保佳代子、光浦靖子、森三中・黒沢かずこ、独身女芸人の中から次にイチ抜けするのは誰なのか? こちらも注目したい。
2013年、最もライブ収益をあげるアーティストに輝いたボン・ジョヴィ。そんな彼らの魅力が詰まった3本のライブが、時空を超え、シンクロしながら迫ってくる。映画『ニューヨーク・アニバーサリーライブ! ボン・ジョヴィ「インサイド・アウト」』は、7月12日(土)より全国公開!
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)