エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】浅田真央、ソチ五輪を振り返る。スケート仲間との結婚についても言及。

ソチオリンピック後の動向が注目されていたフィギュアスケートの浅田真央選手が、1年間休養する考えを明らかにした。その記者会見をした翌日の20日、ほっとした様子の彼女はラジオでソチ五輪での様子や結婚観について語った。

20日放送の『大沢悠里のゆうゆうワイド』(TBSラジオ)に、フィギュアスケート女子の浅田真央選手がゲスト出演した。彼女は前日の19日に、記者会見で1年間の休養宣言をしていた。

浅田真央選手のスケート人生は実にストイックだ。5歳から始めたスケート。今年の世界選手権までに「辞めたい」と思ったこともあったそうだが、ほぼ毎日練習をしてきた。練習のしすぎをコーチから注意されたこともあるという。また、いつもはよく眠れるという浅田真央選手だが、ソチ五輪の前は緊張していたのか深く眠れずにスケートの夢ばかり見ていたそうだ。迎えた女子シングルSPでは、いつも通りに臨んだ試合だったが身体が思うようにいかなかった。「自分のプレッシャーに負けてしまった」と振り返る。16位の結果は、「取り返しのつかないことをした。このままでは日本に帰れない…」という思いだった。しかし翌日、リンクに立ってみると意外にも調子がよかったので、FSでは「行くぞ」と気持ちを切り替えることができたのである。FSで自己ベストを更新し、最終順位6位入賞。逆にこの劇的な巻き返しが伝説となった。

今年の世界選手権はSPで歴代最高得点を更新するなど完璧な演技を披露し、4年ぶり3度目の優勝を果たした。その後は休学していた大学に通い始めたり、アイスショーの練習をしていくようだ。

私生活について、いつかは子供が欲しいと語る浅田真央選手。「スケート仲間同士での結婚はあるか」を問われたが、幼馴染ばかりだからか「想像すると笑っちゃう!」と弾んだ声で答えていた。

「また真央ちゃんが五輪で滑る姿が見たい」と願うファンも多い。だが長年のプレッシャーから解放された、晴れやかな素の23歳の声を聴くと複雑な気持ちになる。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)