アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】オスカー・ピストリウスの惨劇の家、ようやく売却される。(南ア)

2013年2月14日に殺人事件が起きた“義足ランナー”オスカー・ピストリウスの邸宅が、このほどようやく売却された。7月31日の現地紙によると、購入者は「惨劇を別にすればこの家は安全だ」と満足している。

オスカー・ピストリウス被告の自宅はプレトリアのシルバーウッズエステート(Silver Woods Estate)という高級住宅地にあり、入口ゲートにはセキュリティースタッフが常駐している。

2011年9月、ピストリウス被告は650万ランド(約6200万円)で売りに出したが、購入者はゼロであったため売却を断念。昨年2月14日の事件後、ピストリウス被告が保釈申請の際に提出した書類では、価格は500万ランド(約4800万円)と書かれてあったそうだ。そして今年に入ってピストリウス被告から「弁護士費用が必要なので自宅を売りたい」という要望があり、最終的に450万ランド(約4300万円)で売却された。

寝室が4、娯楽エリアが5、車庫が3、スイミングプール付き、さらにセキュリティも万全というこの豪邸の購入者は57歳の男性である。男性によると「家族とともに暮らすには防犯が一番なので、この家は理想的」とのこと。彼の子供はオリンピックヒーローにいつも勇気づけられていたため、殺人事件の現場に多少ためらったものの、購入に踏み切ったそうだ。今まで住んでいた地区に比べて「ずっと安全な場所だ」と満足している。

一方、8月7日に裁判が行われるピストリウス被告は、事件後スポンサーもなくなり、予想以上の長丁場の裁判で弁護士費用がかさんだため経済的に苦しいのではないかと見られている。ただし、不動産はあと2軒所有しているそうだ。

※ 画像はenca.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)