大物ハリウッドスターから誘われた過去をバラエティ番組で明かして話題の小林恵美。急速に流行する“アイス・バケツ・チャレンジ”の輪が彼女のところにも回ってきた。自身のInstagramで巨大なバケツに入った氷水を頭からかぶる姿を動画で公開したところ、ファンも「チューブトップみたいなの着てしたらダメでしょ! 危ないから」とハラハラだ。また、この取り組みの意味を知らない読者もいることを考慮して「説明してあげた方が…」とのアドバイスもあった。
小林恵美といえば「一時はグラビアで一世風靡した」という人気グラドルだが、8月19日の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では自ら「ピークは20代だった」と語っている。
その頃には、ハリウッドスターが主演、監督を務める映画のオーディションを受けた際に、日本語が堪能なその大物スターから「映画の件で個別に話がしたい」と言われて携帯電話番号を交換。後日、食事に誘われて映画について語るうちに「オイルマッサージが得意だから、俺の部屋に行こう」と誘われた過去もあったという。当時は「大丈夫です」と断ったが、今となってはもしOKしていたら「ハリウッドスターになったかも」と少し悔やんでいた。
今ではアラサーとなった小林恵美だが、「ピークは20代」とはいえまだまだ魅力的だ。その彼女が19日に『小林恵美 emichan0101 Instagram』で、このところ急速に広がる“アイス・バケツ・チャレンジ”の動画を公開している。マンションのベランダで行ったようだ。「高校の先輩からバトンが回ってきたので…」ときっかけを説明すると、「よし! これ、氷水ですっ!」と透明なバケツ状の容器を自ら抱え上げる。
「行きまーす! あっ、怖ーいっ!」とそのバケツの水を頭からかぶりながら、「冷たーい!」と叫ぶが見るからに楽しそうだ。着ていた服はびしょ濡れになったが、「以上でーす」と伝える表情は達成感に溢れていた。
読者からは「風邪引かないように」、「カラダの調子ちゃんとみてね」、「チューブトップみたいなの着てしたらダメでしょ! 危ないから。でもGood judgment!」と心配するコメントも寄せられている。「面白いチャレンジですね」、「流行ってるなあ」という反応がある一方で、「まだ、わかってない人もいるみたいだから広める意味でも説明してあげた方が…」という指摘もあり、動画中でなく文章で解説しておけばより意義が伝わったであろう。
グラドル仲間の矢吹春奈からは「私も悠里ちゃんからまわってきた」「誰に回した~」とコメントがあり、小林は「友達3人に回したよ~! GJKには回してないよ」(GJKは“グラビア女子会”の略称)と答えている。
“アイス・バケツ・チャレンジ”は、難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の認知度向上のためのチャリティー活動として“氷水をかぶる”姿をSNS等で公開する取り組みだ。海外の著名人たちの間でも広まっており、指名された者が100ドルを寄付するか、あるいは24時間以内に氷水をかぶるかを選択できる。
日本でも歌手の浜崎あゆみが氷水をかぶる動画をFacebookで公開しており、次の3人にEXILEのHIRO、AAAの浦田直也、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手を指名して話題となった。そのうちの浦田は、実際にチャレンジしている。
20日には、AKB48の東京ドームコンサートが終わり、そのバックステージで総合プロデューサー秋元康が高橋みなみと指原莉乃に氷水を浴びせられており、さらに渡辺麻友も名乗り出て氷水をかぶったことが報道された。秋元康は氷水をかぶりながらも100ドルを寄付するという。
そうしたブームとなる一方で、この“アイス・バケツ・チャレンジ”の氷水をかぶるパフォーマンスばかり広がって、本来の目的である“筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者支援と認知向上”の意義が薄れてしまうことが懸念される。タレントの武井壮もこの現象に釈然としないようで、ロンブー・亮から指名されながら「思うところあって氷水はかぶりません!」と宣言した。小林恵美のチャレンジに対しても、そうした意味で「説明した方が…」とコメントがあったのだろう。
※画像は『小林恵美 emichan0101 Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)