エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】マツコ・デラックス、両親と自分の老後のために働く毎日。「“親族がいるから安心”っていうのは、もう違う」。

女装タレントのマツコ・デラックスは、自分の老後を「お金で解決するしかない」と考えている。物欲が無いマツコは今の稼ぎをすべて、両親と自分の老後のために蓄えているというのだ。

「貯めたお金で至れり尽くせりの施設に入るのが良いのか、自宅でお世話をしてくれる人を頼んだ方が良いのか」。8月18日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で40歳目前のMC・ふかわりょうが「老後は“羊飼い”」になりたいと口走り、41歳のマツコ・デラックスは現実的過ぎる迷いを吐露した。

一人っ子で女装家、子をもうけることはしない決心をしているマツコにとって、老後に頼りになるのは“お金”だけ。誰にも頼れないのであれば「24時間見守ってくれる施設の方が安心ではないのか」と助言するのは、同じく独身のもう一人の月曜コメンテーター・株式トレーダーの若林史江氏である。若林氏は何とか親戚の子に老後の面倒を見てもらおうと思っているらしいが、「お金だけせびって、絶対に見てもらえないよ」とマツコに鼻で笑われる。それでなくても少子化の現代では自分の親のことで手一杯、おばの老後までは無理―と断られても仕方がない。「“親族がいるから安心”っていうのは、もう違うわよ」とする、マツコの意見にはうなずける。

ところでスタジオ内が冗談なのか本気なのかと微妙な空気になったのは、ふかわの老後(彼は第四楽章と呼ぶ)は“羊飼い”になりたい―という夢。彼は本気で考えており毎年、アイスランドに下見に行っているほどなのだ。ふかわは自身のブログにも、「理想はいつかそこ(アイスランド)に住んで、羊たちと一緒に朝日や夕日をながめ、ただぼーっとしていたい」と綴っている。外国で一日中ただぼーっと過ごすにはやはりふかわもマツコ同様、今から貯蓄に励まなければ夢は叶いそうにない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)