エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ウカスカジーのW杯応援歌を英バンド・コールドプレイも絶賛。「サイコー。素晴らしい!」

Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニット・ウカスカジーが『ミュージックステーション』で、日本サッカー協会公認サッカー日本代表応援ソング『勝利の笑みを 君と』を披露した。この日は、来日中のイギリスのロックバンド・コールドプレイも出演しており、ウカスカジーの曲にノリノリだった。彼らが感想を求められて『勝利の笑みを 君と』の一節を歌うと、ウカスカジーの2人も喜びで意気投合していた。

ウカスカジーというユニット名は“UKASUKA-G”と英字表記して逆に読むと“GAKU-SAKU”となり、2人の名前に由来しているようだ。桜井和寿とGAKU-MCはサッカー好きで、同じチームに入っている。2年ほど前に2014年のW杯に向けて“サッカー選手の応援ソング”を作ろうと話が盛り上がり、ユニットを組んだという。

6月11日にウカスカジーとして初のCDアルバム『AMIGO』をリリースした2人が、W杯が始まった13日に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で『勝利の笑みを 君と』を歌って盛り上げた。

GAKU-MCによると、「今でも週に2回くらいはサッカーをしており、年間で80試合くらいはやっている」という。「終わってから仕事もしますよ」と聞いて、司会のタモリも「それが凄い、仕事の前にやるんだから」と感心していた。

サッカー日本代表応援ソング『勝利の笑みを 君と』について、桜井和寿は「とにかく、恥ずかしげもなくサッカー選手を応援しようというもの。誰の人生にも誰の恋愛にもリンクしなくても、サッカーを応援したい気持ちだけは上がるような楽曲」だと熱く語った。

ステージには今回のために、Mr.Childrenの鈴木英哉(ドラム)、JUN SKY WALKER(S)の寺岡呼人(ベース)、スキマスイッチの常田真太郎(キーボード)とサッカー選手のものまね芸人3人が揃っており、日本代表のブルーのシャツを着た大勢のファンが観客となって、その熱気はライブ会場のようだ。

ひな壇でウカスカジーの『勝利の笑みを 君と』を聴いていたコールドプレイは、最後に「ニッポン! (チャチャチャ)」の大合唱が起きると一緒に手拍子を叩くほどノリノリだった。

そんな彼らにタモリが「日本に来て何かやりましたか?」と通訳を通して質問すると、ボーカルのクリス・マーティンが突然「WOWWOW WOWWOW…」と『勝利の笑みを 君と』のフレーズを歌い出すではないか。「お気に入りなんですね!」と弘中綾香アナウンサーが嬉しそうに反応すると、コールドプレイの後ろに座っていたGAKU-MCと桜井和寿も笑顔で喜んだ。クリスは2人にガッツポーズしながら、さらに「ずっと、ウカスカジーの曲を聴いてました。サイコー!」「素晴らしい! (wonderful)」と絶賛した。

実はコールドプレイもサッカーの本場、イギリス出身だけに「今朝も、フットサルをやってきた」「日本代表のジャージを着てね」というほどのサッカー好きだ。彼らもW杯が始まって血が騒いでいるようだが、GAKU-MCも「これからの1か月は、もう眠れません!」と気合が入っていた。

来週の『ミュージックステーション』では椎名林檎が『NIPPON』、ナオト・インティライミが『The World is ours!』を歌う予定となっている。音楽界もW杯とともにヒートアップしそうだ。

※画像は『ガク エム氏 gaku_mc Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)