エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ミスチル初の洋画主題歌は「蘇生」。BBC映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』に桜井和寿が感動のコメント。

『Deep Blue』、『Earth』といった自然の雄大さをテーマとした映画で知られる英国BBCが『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』を公開する。世界で一番早く9月1日から日本で公開されるが、その主題歌がMr.Childrenの名曲「蘇生」に決定した。

同映画は撮影日数3000日、総製作費35億円を費やし、地球上陸海空の動物達を最新カメラ技術により彼らの目線になって撮影した壮大さとリアリティを追求したものとなっている。数々の動物たちの生活を追い続けてその膨大な体験の中から15シーン、20エピソードを映画化したものだ。

映画の主題曲の話を聞いたミスチルの桜井和寿はその内容を見て「動物達は。命は。意志を持った的確な言葉で雄弁にしゃべっている。この映画を観るまで知らなかった」と感動したことをコメントしている。内容に共感した彼はミスチル初の洋画、ドキュメンタリーへの楽曲提供を決めたのだ。

「蘇生」は2002年のアルバム『IT’S A WONDERFUL WORLD』に収録されており「美しい虹をカメラにおさめようとするができない」ことから心の虹、夢を追い続ける姿が歌われている。『ライフ…』と共通するところがあると話が持ちかけられていた。

『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の案内人を務める松本幸四郎、松たか子も、その内容に感動したことをコメントしている。「生き物の命をかけたピュアな営みには心をうたれた。自分も一人の人間としてどう生きてゆくか、深く考えさせられる」と松本幸四郎が語り、松たか子は「精一杯に生きる動物達と人間とは地球という住処を分け合い、共存している生き物と思う」とコメントしている。また英国版でのナレーションは「007」のジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが務めることも話題となっている。

映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーの予定。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)