アイドルグループの嵐が東京ドームで開催したイベント『嵐のワクワク学校 2014』で、7月20日の“友達の日”に嵐バスが街を走ることを発表した。今回、残念ながら参加できなかったファンも、同イベントで嵐の5人が入退場に使用したバスを見かけることができるかもしれない。
6月29日に行われた『嵐のワクワク学校 2014 ~友情がもっと深まるドーム合宿~』には、制服姿の嵐ファンや親子連れなど約4万5000人が集った。30日朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)でドーム前に並ぶファンへのインタビューが放送されたが、担当する嵐メンバーのうちわに加えてお弁当を持参していることが分かった。
チケットに「お弁当をご持参ください」の案内があり、みんな手作りのお弁当を持ってきたようだ。中には“嵐”の文字を海苔で描いたものや、“ニノ”と卵焼きで作ったこだわり派も見られた。
今回は「嵐が伝える友達の大切さ」をテーマとしており、イベントが始まると、嵐の5人がマイクロバスの“フレンドシップ号”に乗って登場。リーダーの大野智から「円陣で、皆さん肩を組んでください!」と呼びかけられて、ドームの観客は隣同士で肩を組み合う。櫻井翔が「友情を深めるぞ!」と気合を入れると、「ワクワク~! 合宿~!」と全員で続いた。
二宮和也が指示した、「40匹の羊をメンバー4人が力を合わせて柵の中に入れる」作業に挑戦することになった。松本潤が「怖い! ヤバイ!」と腰が引けるように、他の3人もなかなか思うように羊を追い込めず失敗に終わる。二宮は「羊を柵に追い込む、たったそれだけの作業でも力を合わせることは不可欠だったんですね。つまり僕たちは友達と協力しあうことで、ようやく生きていける存在なんです」とまとめがあった。
相葉雅紀が担当したのは、持参したお弁当を食べる時間だ。「みんなで一緒に食べれば、そこに楽しい会話が生まれます。今まで知らなかった友達の一面が分かり、距離がぐっと縮まるはず」とその大切さが説明された。
また、「シャイな恋人と手を繋ぎたい」という相談に対して、櫻井翔が女の子になりきり左手のひらを出して「こっちが(磁石の)S極だとするじゃない?」と女性っぽく話すと、観客から「キャーッ」と大歓声が沸いた。彼が相葉雅紀に「まーくんの手のひらがN極だとするじゃない? こっち向かせて!」と呼びかけ、相葉の右手のひらと「磁力~」と手を合わせるように繋ぐと歓声は最高潮に。先生となった松本潤から、「1人の悩みもみんなで考えることに意味がある」とアドバイスがあった。
こうした嵐メンバーによる授業はツイッターでも話題となっており、中でも大野智がメンバーを「櫻井翔は“嵐の開拓者”、松本潤は“嵐のアイディアマン”、相葉雅紀は“嵐の太陽”、二宮和也は“嵐のメロディメーカー”」とたとえて、「誰か1人が欠けても嵐は成立しない」と語った言葉に多くのファンが感動したようだ。
櫻井翔が相葉雅紀と手を繋いだ場面に「“まーくん”呼び。ちょっと今年のワクワクさ、テーマが友達、友情ってこともあったし嵐くんのわちゃわちゃ多すぎ」と大喜びのファンもいれば、「久しぶりの生嵐は相変わらずわちゃわちゃで癒されたぁ」、「初子連れワクワク学校参加は、娘たちにとっても最高の初嵐になったようです」と様々な状況で楽しんだようだ。「嵐はどんな方向に向かっていくんだろう~って昨日ワクワク見ながら考えちゃった」という感想も見受けられる。
また、嵐から「7月20日は友達の日です。友達と友情を確かめて感謝する日にしよう」と呼びかけがあり、その日は乗っていたバス“フレンドシップ号”が街を走るという。7月20日はアルゼンチンで「Día del Amigo(友達の日)」にあたる。嵐の「友達の大切さを伝える」テーマから、日本でも「友達の日」としようということだろう。
さらに、この日は今秋の11月から嵐の5大ドームツアー“ARASHI LIVE TOUR 2014”の開催が発表されファンを歓喜させた。今年も年末まで嵐が休む暇はなさそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)