EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】空飛ぶ飛行機の翼の上に乗る「ウィング・ウォーキング」、94歳英男性また世界記録。<動画あり>

このほど94歳と超高齢の男性が飛行機の翼の上に乗ったまま離陸、飛行、そして着陸までを耐え、ギネスブックに認められていた「ウィング・ウォーキング最年長記録」をさらに更新した。

「ウィング・ウォーキング」という恐怖のアクティビティをご存じであろうか。飛行機の座席ではなく翼の上に乗って空を飛ぶことを楽しむ、高所恐怖症の人にはあり得ないスリリングな世界だ。離陸や着陸は飛行機の座席で過ごし、気流の安定している上空でのみ翼に立つ(座る)ケースが多いが、「想像以上に強い風を受け足がすくむ」と誰もが驚く。また上級者になると離陸から着陸までを翼の上で過ごし、勇敢さを誇示する。

こちらは24日、『news usa』さんが“94-year-old man breaks wingwalking world record”というタイトルでYouTubeに投稿した動画(画像はそのスクリーンショット)。翼の上に立っているのは、英バーミンガムに暮らすまさに命知らずのトム・ラッキーさんである。ラッキーさんを乗せた軽飛行機は、コーンウォール州西端のランズ・エンド岬からシリー諸島までの約40分間を高度457m、最高速度145km/hで飛行した。

超高齢者向けとは思えない「ウィング・ウォーキング」を楽しんだ後、着陸にも無事成功すると自身が保持していたギネスブックの最年長記録は“94歳”へとアップ。ラッキーさんは満面の笑みを浮かべた。彼は14年前に妻を亡くしており、長年この「ウィング・ウォーキング」を通じて募金活動に貢献。これまでにかなりの額を英国心臓基金(British Heart Foundation)および英国脳卒中協会(The Stroke Association)に寄付してきた。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)