南アフリカ観光局が新しくPRビデオをアップした。国内の美しい観光スポットを紹介するだけでなく、最後に明かされる感動の結末が話題になっている。
観光ビデオは、あるカップル2組が南アフリカに旅行するという内容だ。うち白人のカップルに焦点を当てて撮影されている。カップルはケープタウンでイワシ漁を体験、世界遺産でありネルソン・マンデラ氏らが収監されていたロベン島に行く。男性はマンデラ氏の独房の鉄格子をなでている。そしてワイナリーを歩き、ケープタウンのビーチでサーフィンを習う。うまく波に乗れて両手を上げて喜ぶ男性に、女性は驚いたように感動している。
ヨハネスブルグではマーケットや美術館へ行き、リンポポ州にあるバオバブの木をハイキング、そして野生動物を見てアフリカンダンスを楽しむ。2人のボディタッチが多くなるので、「カップルの確執が解けていく話」という単純なシナリオを想像してしまうが、最後にナイズナヘッドを眺めていた男性はおもむろに立ち上がり…意外な事実が判明するのだ。
「美とは何か?」という男性ナレーターの声で始まるこの観光ビデオは、最後に明かされる事実によって最初の質問に深みを与え、五感で体験する南アフリカを表現している。「南アフリカを旅することで、自分が知っていると思っていたものを見直すことになるだろう」との言葉で締めている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)