ホワイトハウス実習生時代にビル・クリントン元大統領(67)と不倫スキャンダルを起こし、世界中のメディアに叩かれまくったモニカ・ルインスキーさん(40)。そのモニカさんがこのほど米誌『Vanity Fair』に寄稿し、今の思いを赤裸々に明かしている。
このほどモニカ・ルインスキーさんが米誌『Vanity Fair』に寄稿し、その中でビル・クリントン元大統領と起こした不倫スキャンダルをこう振り返った。
「私はクリントン元大統領との間に起きたことを、深く後悔しています。もう一度言わせてください。私は深く後悔しているのです。」
「私の上司は私を利用した。でもこの点については今後も意見を変えるつもりはありません。あれは合意に基づく関係だったのです。酷い扱いを受けたのは、あの後のこと。私は彼の権力ある地位を守るべく、罪をかぶせられたのです。」
そしてこのような形で沈黙を破ったのは、ある青年の自殺がきっかけになったという。2010年のこと、アメリカ人男子大学生が同性とのキス現場を撮影・公開された後に自殺。それを知ったモニカさんの母が、スキャンダル勃発で自暴自棄になったモニカさんの様子を思い出したとのこと。当時モニカさんの自殺を恐れた母は、毎晩ベッドのそばから離れぬほど心配したそうだ。
「私のストーリーを知ってもらうことで、いじめを受け辛い立場にいる人たちを助けられるかもしれないと思いました。」
こう明かしたモニカさんは、「オンラインでいじめやハラスメントを受けている人のために努力したい。そしてこのトピックについてパブリックフォーラムで話していきたいと思っています」とも明らかにしている。クリントン元大統領は間もなく祖父になるが、産まれて来る孫、また罪のない妻や娘が再び過去に苦しむことになる可能性も高そうだ。
※画像は、facebook.com/vanityfairmagazineのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)