アメリカの42代大統領ビル・クリントンが、8月19日に65歳の誕生日を迎えた。妻ヒラリー・クリントンばかりが目立つ昨今であるが、クリントン氏は、そしてあの世紀の不倫スキャンダルで世界中のメディアを騒がせたM.L.さんは、その後どうしているのだろうか。
クリントン氏が大統領を退任したのは今から10年前のこと。以降その姿をTVで見かけることは少なくなったものの、世界中で講演をするなどその活躍は今なお幅広い。しかしそんなエネルギッシュなクリントン氏も寄る年波には勝てないのか、2004年と2010年には冠動脈などの不調で大きな手術を受けている。そのせいもあってか、大のジャンクフード好きだったクリントン氏は今や完全なる菜食主義者となり健康的な生活を心がけているそうだ。CNNの取材に対し、「野菜や果物、それに豆類が好きなんです。」と答えているクリントン氏であるが、特に2004年までは心臓の調子が非常に悪かったのだそう。健康的な食生活のためか今では体重も10キロ近く落ちたクリントン氏は、以前にもましてエネルギッシュになったとも語っている。
ところでクリントン氏と言われて思い出すのは、ずばりモニカ・ルインスキーではなかろうか。年の差カップルなどもはや珍しくない昨今であるが、1998年にクリントン氏の不倫相手として騒がれた元ホワイトハウス実習生のモニカは当時まだ20代。その美しい容姿とスキャンダラスな不倫問題で図らずとも世界中にその名を轟かせたモニカは、その後テレビ番組のホスト役にも大挑戦。ハンドバッグの販売にも乗り出したモニカであったが、「クリントンの元愛人」としてしか認知されないアメリカを離れてイギリスに移り住んだのだそう。5年前にロンドンで社会心理学の修士号を取得したモニカだが、現在はアメリカに帰国し元気に暮らしているとのことだ。
そのモニカも、すでに38歳。クリントン氏との不倫劇は世間からの冷たいバッシングとともに幕を閉じたが、彼女は今でもクリントン氏を愛しているのだと友人らは語る。モニカは友人らに「あんなに私を幸せにしてくれる男性にはもう一生で出会えない。」と言っているそうで、今なお健気に独身を貫いているそうだ。
「ベジタリアンになったよ。」とテレビで語る65歳になった元恋人は、モニカの目にどう映ったのだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)