エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】さんまが語った“たけし・タモリ”との違い。爆問・太田は「シンパシー感じる」。

明石家さんまが、“ビートたけし・タモリ”と自分にはトークの仕方に違いがあることをバラエティ番組の中で明らかにした。さんまは剣道をたとえに出して、爆笑問題の2人にその違いを力説したのだ。

5月5日放送の『痛快!明石家電視台 1100回記念SP』(毎日放送)のゲストとして登場した爆笑問題の田中裕二太田光。番組MCを務める明石家さんまは、『笑っていいとも!グランドフィナーレ』で太田がステージに上がった田中康夫氏をいきなり投げ飛ばしたワケを語った。さんまによると、太田の行動は約30年前にビートたけしが『いいとも!』で田中氏に襲いかかったことへのオマージュだったそうだ。

さんまはラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)でも、「あの時の太田の行動は、たけしさんへの敬意を払ってやったもの」と語っていたが、太田はこの件に触れて「スゴイ助かりました」と感謝する。田中氏に対する行動を、妻の太田光代氏から「あなたはね、たけしさんじゃないの」と言われた太田は、さんざん怒られたと笑いながら明かした。

また、観覧していた女性から「爆笑問題のお二人は、さんまさんのことをどう思っていますか?」との質問が寄せられる場面もあった。太田は「僕は、さんまさんのテレビの出方は一番見習ってるところですね」と答えると、おもむろに立ちあがり「僕は(さんまさんと比べたら)空回りが多いですけど、それでもどんどん前に出て何かしらワーってやり続ける」姿勢を見習っていると身振りを交えつつ話す。

「僕はたけしさんもタモリさんも好きですけど、2人のように一歩こう…」と太田が少し言葉に詰まっていると、さんまは剣道をたとえにして自分と“たけし・タモリ”とのトークの違いを説明し始めた。「あの人たち(たけし・タモリ)は懐深いから、一歩引いて相手が出てくるのをポンと打つ」ように、相手の出方をうかがいながらトークを行っていると指摘。一方で自分は「ずーっと(竹刀を)振り回す」ように、どんな時もがむしゃらに前に出ていってトークを展開していくのだと、さんまは笑いながら語った。

その姿勢を見習っているという太田に、「(この姿勢は)カッコ悪いぞ」と冗談交じりに話すさんま。太田は「カッコ悪くて、いいんですよ。僕は(さんまさんに)シンパシーを感じてます。『シンパシー』って言うと、上から目線になっちゃうけど」と丁寧に言葉を選びながら、さんまへの熱い思いを口にした。

この日の放送では、『いいとも!グランドフィナーレ』でのエピソードから「BIG3のトーク術の違い」まで興味深い話が次々と飛び出した。来週12日に放送される『痛快!明石家電視台』も引き続き爆笑問題がゲストに登場し、芸人論をさんまと語り合うことが予告されており、そちらも目が離せない。
(TechinsightJapan編集部 TORA)