AKB48チームB・野中美郷の卒業公演が4月22日に開催された。公演を終えると、秋葉原のAKB48劇場の壁に並ぶメンバーの写真から野中が自分の写真を外した。カメラマンの荒井広希さんがその姿を公開したGoogle+には、「長い間ほんとうにありがとう」、「かっこいい。その背中をわすれません」といったコメントが寄せられている。
野中美郷は2月28日に『AKB48のあんた、誰?』(NOTTV)の公開生放送中にグループから卒業する意志を発表していた。事前の24日に『大組閣』でチームKへの異動が発表されたが、チームBに留まることを申し出た。本人はその件とは関係なく以前から卒業を考えていたという。
2008年の『AKB48 第三回研究生(6期生)オーディション』に合格して、2010年3月12日にチームKに昇格。2012年にはAKB48・47都道府県ツアーのタイトル『野中美郷、動く。~47都道府県で会いましょう~』に名前が起用され、コンサートにも参加して話題となった。
卒業発表から約2か月後の2014年4月22日にAKB48劇場で『梅田チームB 野中美郷 卒業公演』が開催された。参加した柏木由紀は『柏木由紀 Google+』で「みちゃのためにみんなで、お揃い髪型」とメンバーがヘアスタイルを合わせたことを明かして「自己紹介MCからみんな泣いてて、愛されてるなーって思った」と伝えている。
10期生のかとれなは『加藤玲奈 Google+』で「今までこんなに泣いたことのないぐらい泣きました。それぐらい野中さんが大好き…」と公演中も泣きはらした。野中がいつも優しく声をかけてくれたことで、ずいぶん助けられたようだ。
公演が終わって、秋葉原の劇場の壁にかかる写真の額縁を外す時が来た。カメラマンを務めるスタッフの荒井さんが『荒井広希 Google+』で「本日の公演終了後、“壁写外しの儀”が執り行われました」と野中美郷が笑顔で自分の額縁を手にする写真を公開している。
彼女は今後も握手会に参加する予定だが、この“壁写外しの儀”はAKB48を卒業することを最も形として表しているようで、胸に迫るものがある。
ファンからは「ついにみちゃんにもこの日が…」、「長い間お疲れさまでした。感動をありがとう」と卒業する彼女へのメッセージとともに「壁の写真もお疲れ様でした」、「劇場行っても写真ないのか…さみしい…」というコメントも届いた。
運営によると、野中美郷の劇場盤大握手会の最終参加は2014年9月23日(火・祝)となる予定。
※画像は『荒井広希 Google+』、『柏木由紀 Google+』、『加藤玲奈 Google+』、『湯浅洋 Google+』、『twitter.com/oyasuminaSAE_m』、『twitter.com/mariyannu_s』、『twitter.com/skc1210』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)