アフリカ発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【アフリカ発!Breaking News】ピストリウス被告、大変な銃マニアかつDV男だった。証拠メールで明らかに。(南ア)

昨年のバレンタインデーに恋人を射殺し、現在裁判で無罪を主張しているオスカー・ピストリウス被告。大変な銃マニアであったことが分かっているが、「殺意はなかった」との主張に反し、ガールフレンドに対するDV行為が度々あったことを思わせるメールの存在が明らかになった。

昨年2月14日、ガールフレンドであった美人モデル、リーバ・スティーンカンプさんを自宅にあった銃で射殺した義足の金メダルランナー、オスカー・ピストリウス被告。4発撃ったうちリーバさんの頭や腕に3発が命中。その射撃の技術に驚く専門家も多く、ほどなくして彼が大変な銃マニアであったことが発覚した。治安の悪い南アフリカ共和国とはいえ、しっかりとしたセキュリティで守られている超高級住宅街に暮らしていることを思えば、その数はマニアと呼ぶべきレベル。昨年2月にもお伝えしたが、改めてその内容をご紹介したい。

・トーラス(=タウルス)9mm口径 ピストル
・スミス&ウェッソン .500 リボルバー
・スミス&ウェッソン .38 スペシャル・リボルバー
・モスバーグ 12ゲージ ショットガン
・マベリック 12ゲージ ショットガン
・ウィンチェスター 12ゲージ ショットガン
・ベクター .223 セミオートマチック・ライフル

また南アフリカ警察へのライセンス登録について、米メディア『TMZ』は、申請に許可が下りたのはトーラスのみで他のものは承認待ちであったことを伝えている。今月3日からいよいよ裁判が始まり被告は無罪を訴え続けているが、検察側はこのほどリーバさんが被告宛に綴ったメールをいくつか明らかにし、被告の性格にはそもそも強いDV傾向があると指摘した。死のほんの数週間前という昨年1月27日に綴られたのは、婚約パーティに出席した際、友人の夫とリーバさんがいちゃついたと勘違いしてリーバさんを人前で怒鳴りつけた被告に対するもので、「あなたの思い込みからくる誤解よ。短気を起こしたり粗暴な態度に出るのはやめて。時々あなたをとても怖く感じるわ」とある。また殺される直前の2月8日には、「女性としてもっと優しく扱ってほしい」とのメールも送信されていた。裁判は3週間ほどで決着をみると言われていたが、5月半ばまで延びるもよう。検察側は他にもいくつかのメールを証拠として入手しているという。

※ 画像はtelegraph.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)