エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】剛力彩芽が上戸彩を抜いて1位に躍進。2013年タレント別テレビCM露出量上位10人。

ビデオリサーチが2013年の『タレント別テレビCM露出量上位10人』を公表した。剛力彩芽が前年2012年に1位だった上戸彩を抜き、1位に躍り出て人気の強さを証明した。また、AKB48の島崎遥香やお笑いトリオ・森三中が大きく順位を上げている一方で、佐々木希が10位にランクダウンするなどメディアでの活動がCMにも反映した結果となっている。

株式会社ビデオリサーチが、関東・関西・名古屋の3地区の各民放5局を対象に、2013年通期(1月~12月)のテレビCMの出稿動向をまとめた。

タレント別に出演しているCMの出稿秒数を見ると、3地区とも剛力彩芽がトップで、上戸彩が2位。3位は関東地区・名古屋地区で井川遥、関西地区では武井咲という結果になった。

関東地区で見た場合、前年は上戸彩が1位で2位は武井咲、3位が剛力彩芽となっていた。一部では前年から「ゴリ押しだ」と批判的な声も聞かれた剛力彩芽だが、CMでの人気の高さは増している状況だ。

一方で、上戸彩が2位となり武井咲は2位から5位へとランクを落としている。武井咲は地元名古屋地区でも前年1位から4位となっている。その名古屋地区の特徴としては桐谷美鈴が前年の81位から7位に躍進しており、他地区にはない動向を見せた。

関東地区では、井川遥が昨年53位から3位へと急上昇。また、AKB48の大島優子が6位から4位となり、島崎遥香は164位から8位と大きく順位を上げてきた。お笑いトリオの森三中が486位から6位となるなど、こうした動向は他地区でも似たような状況となっている。

3地区とも携帯キャリアのCMに出演したタレントの露出量が多い傾向にあり、ビデオリサーチが出演タレントの男女別平均年齢(2014年3月4日時点)を調べたところ、女性の平均は29歳、男性の平均が43歳と、実に男女間で14歳も隔たりがあることが分かった。

関東地区で20位(前年28位)となった高橋惠子(59歳)や、前年707位から12位となった前田旺志郎(13歳)などの例外はあるものの、CMスポンサーとなる企業側の訴求ポイントとして女性タレントには「フレッシュ感」や「親しみやすさ」、男性には「実力のある」「安定感」などのイメージが求められているといえそうだ。

全体の傾向としてやはり、NHKドラマでの主演が話題となった井川遥やAKB48のメンバー中でも人気が上昇している島崎遥香、バラエティで人気のある森三中などメディアで活躍しているタレントがCMでも躍進した形となった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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