NHKドラマ10『ガラスの家』に主演中の女優・井川遥が、『スタジオパークからこんにちは』でアラフォーとは思えぬ美しさの秘訣を語った。ドラマで共演する斎藤工も彼女の印象を「仏様のよう」、「ギャップに萌える」と明かしており、その魅力にメロメロだ。彼女は結婚して母親になってからますます美しくなったと評判だが、それには30代になってからの心境の変化が関係しているようだ。
現在放送中のドラマ『ガラスの家』は、2010年にNHKドラマ10で放送された『セカンドバージン』と同じ大石静の脚本ということで放送前から話題となっていた。父・澁澤一成(藤本隆宏)の再婚相手としてやってきた美しい女性・黎(井川遥)と一成の長男・仁志(斎藤工)が禁断の恋に落ちていく。お互いの揺れ動く心の描写と熱いラブシーンが、特に大人の女性の心をつかんでいる。
10月15日のNHK『スタジオパークからこんにちは』に井川遥が姿を現すと、観覧する女性たちから「キレイ!」と歓声があがる。番組に寄せられたメールも30~40代の女性のものが多く、ドラマについて「黎になり切ってドキドキしながら見ています」、「忘れていた恋心を思い出しました」といった内容が紹介された。
彼女は現在37歳で4歳の女の子と1歳の男の子の母親でもある。グラビアアイドルとして活躍していた頃から人気だったが、結婚・出産を経てますます美人になったと評判なのだ。そんな彼女の魅力を、ドラマで恋の相手を演じる斎藤工はこう語る。
彼は「仏様ってああいう顔をしているんじゃないですか。拝みたくなるような第一印象でした」と井川遥のイメージを表現すると、彼女のことを嫌いな人はいないはずだと続ける。「ジブリのトトロみたいな人。トトロを嫌いな人はいないじゃないですか」と井川を「仏様かトトロ」だとたとえている。
斎藤によると彼女は撮影現場でものまねを見せるという。井川も「コミュニケーションの手段になるから」と元マラソン選手・松野明美のものまねなどをすることを認めている。そんな彼女のオンとオフの姿を見て斎藤工は「ギャップに萌えます」とメロメロだった。
外見だけでなく内面でも人に愛される井川遥が輝く秘訣とは何なのか。彼女は“輝きのヒミツ”として次の2つを挙げている。
1つは“内面から美しく”で、彼女は日常的にお花を生けるのが好きだという。それは本格的に習ったわけではなく、自分でアレンジを考えて様々な花器に花を飾るだけだ。「花屋さんに行くのも楽しいし、どうやって飾ろうかなと考える時間が好き」と彼女は説明する。家族のお祝い事があっても「ケーキよりもお花を生けたいくらいの気持ちで、もてなすつもりでやっている」というほどのこだわりがあるようだ。好きなことに集中して楽しく過ごすことで内面を磨いているのだろう。
もう1つは“忙しさを言いわけにしない”ということだ。20代の頃は「臆病で取り越し苦労が多く、何一つ行動に移せなかった」そうだが、30代で結婚して意識が変わり始めたという。やらなければならないことばかりで、言いわけをしてはいられない状況となり「結局、自分が変わらないとダメなんだ」と思い至った。仕事に関しても「これをやりたいです!」と意思表示できるようになり、やりたいことを自分で選べば「質を上げたい」と前向きに考えるようになったのである。
きっと、井川遥なりの美容方法や健康法もあるだろう。しかし、彼女の美の秘訣は30代に決意した“忙しさを言いわけにしない”という思いに隠されているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)