先日行われた『第86回アカデミー賞授賞式』で、2年連続オスカー受賞を期待されるも獲得を逃したジェニファー・ローレンス。しかし本人は授賞できずに残念どころか、むしろ安堵したという。果たしてその理由とは?
今年のアカデミー賞授賞式も、昨年に引き続きコケてしまい相変わらずの天然ぶりを発揮していた女優のジェニファー・ローレンス(23)。そんな彼女は今年、助演女優賞にノミネートされていたが惜しくも受賞はならず。しかし、芸能情報サイト『Radar Online』に語った関係者の話によると、本人は悔しさを見せずホッとしていたそうだ。しかもその理由は、女優アン・ハサウェイにあるという。
アン・ハサウェイといえば、昨年アカデミー賞助演女優賞を獲得するも、空気が読めない態度で周りをしらけさせてしまった。彼女が嫌いという意味の“ハサヘイト”という造語まで作られてしまった女優である。
昨年、主演女優賞に輝き注目を浴びていたジェニファーは、そんなアンの二の舞になるのが怖かったというのだ。
「ジェニファーは獲得しなくてよかったと安心していました。アンのような経験はしたくないと言っていましたから。」
「彼女は反発の波がもうすでに来ていることをしっかりと感じていました。」
「(アンのようになりたくないと)ジェニファーが言ったのは意地悪な意味ではなくて、ジョークのような感じです。アンとは実際に友達ですから。」
「もし彼女がオスカーを二度も獲得したら、今度は自分が(反感の)標的になることを分かっていたのです。」
さらに関係者は、受賞できないほうが良い理由として「会見をしなくてもいいこと。ジェニファーはただ飲んで楽しみたかっただけですから」とも明かしている。
それにしても人気を得るため努力したのに、成功し過ぎて目立ってしまうことを恐れなくてはならないというのは何とも辛いことであろう。今後は休業までいかずとも、休暇を取り「ギリシャに行きたい」と言っていたジェニファー。疲れをゆっくり取って、是非ともまた素敵な演技を見せて欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)